松井玲奈、新作小説『累々』は「“パパ活”をする女の子のSNSから着想を得ました!」
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2019年に短編集『カモフラージュ』で小説家デビューを果たした松井の新作『累々』は、「結婚」「セフレ」「パパ活」「トラウマ」などをテーマに、人間の多面性や不穏な顔を描いた全5編の連作短編集。
イベントで松井は、地元・愛知や東京など4店舗の書店員や、書評家のタカザワケンジ氏と、本にまつわるトークを楽しんだ。
結婚、セフレ、パパ活…と、松井の“パブリックイメージ”からはかけ離れているテーマとも思える新作小説。「今作は、どんなところからアイディアや着想を得た?」との問いに、松井は「人の多面性について書きたいという思いを抱える中で、SNSでパパ活をしている女の子たちのチャットを見る機会があって、それがすごくセンセーショナルに映りました」と刺激を受けたことを告白。
「彼女たちが巧みに色んなパパ達に対しての顔だったり、友人だったり、家での生活をつづっているのを見たときに、自分が書きたいものと、パパ活をしている女の子たちが持っているものにつながるものがあるなと思って、物語を書きたい! と走り始めました」と明かした。
『累々』というタイトルを付けた理由については、「死屍累々(ししるいるい)という、“積み重なり”という意味合いの言葉があって。人の人生は今まで出会った人とか、経験してきたことの積み重なりでできているので、作中の登場人物もそういう側面が強く出ているなと思って、このタイトルを持ってきました」とコメント。
「女優業もあって忙しい中で、執筆時間はどのように作っている?」との質問には、「同時進行ができないタイプなので、撮影している時は撮影に集中して、書く日は決めて、原稿と向かい合う時間を持つようにしています」と回答。「普段は喫茶店だったり、人の気配があるところで書くのが好きだったんですけれど、最近はそれもできないので、この1年は自宅で作業していますね」と、執筆時の様子も明かした。
最後に松井は、「短編小説なので、長い時間、読書の時間が取れない方も、気軽に読書の時間を楽しんでいただけたら」と笑顔で新刊をアピール。
今後の小説家としての抱負については、「長い小説に挑戦したいです、今まで明確なハッピーエンドの話を書いていないので、次は明るくて前向きで、人の背中を押せるようなポップな作品にしたいです」と意欲を語った。
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