TBSは、4月期の金曜ドラマ枠で、北川景子が主演を務めるオリジナルストーリー『リコカツ』を放送すると発表した。北川が同枠に出演するのは10年ぶり。
北川が同作で演じるのは、ファッション雑誌の優秀な編集者・水口咲。大手広告代理店勤務だった父と美魔女モデルと呼ばれる母を持ち、現代的で自由な家庭で育った自分に正直な女性。そんな咲と運命的な出会いをしたのが永山瑛太演じる緒原紘一。紘一は航空自衛隊に編成されている航空救難団のエース隊員。厳格な自衛官一家で育った、絵に描いたようなカタブツ人間。自由奔放と生真面目。まるで正反対な2人は、運命的な出会いをきっかけに交際ゼロ日でスピード結婚。華やかな結婚式を終え、幸せな新婚生活が始まると思われたのだが・・・。
同じ家で暮らし始めた2人は、互いの生活習慣の違いや結婚生活に求める価値観の違いで意見が食い違い、大喧嘩に。売り言葉に買い言葉で、新婚早々離婚を決意する。ところが、職場や家族・友人から盛大に結婚を祝福され、将来を期待される新婚夫婦は、周囲になかなか離婚の決意を切り出せず・・・。水面下で離婚に向けた活動、「リコカツ」を始めることに。
離婚自体が珍しくなくなった今の時代、離婚は 「不幸」なものではなく、幸せになるためのポジティブな一歩と捉えられるようになってきた。そんな現代ならではの価値観、そして時代が変わっても普遍的な男女のもめ事が、「リコカツ」というキーワードを通じて描き出される。
同作について北川は、「結婚したものの、お互いの価値観が違い過ぎるということが分かって、すぐに離婚したくなるという異色の夫婦の物語です。離婚するかどうかが一番の見どころになると思います。笑えて時々泣けるような、コメディ要素もあるラブストーリーなので、パートナーがいる方もいない方も楽しみにしていただきたいです」とコメント。永山は「まずはポップな気持ちで見てほしいです。コロナ禍で大変なこともありますが、『リコカツ』を観て少しでも元気になったり、ほんの少しでも幸せを感じていただけるような作品にしたいと思います。ぜひご覧ください」と視聴者に呼びかけた。