カンテレ・フジテレビ系の新火曜ドラマとして、松たか子が主演を務める『大豆田とわ子と三人の元夫』の放送が決定した。
松にとって、2006年放送の『役者魂!』以来、15年ぶりとなるカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ主演となる今作は、映画『花束みたいな恋をした』が公開中の脚本家・坂元裕二による完全オリジナル。松が演じる主人公・大豆田とわ子は、3回結婚して3回離婚したバツ3の独身女性。さらに、とわ子のことを忘れられない3人の元夫として、岡田将生、角田晃広(東京03)、松田龍平が出演する。
松が演じる主人公・大豆田とわ子(40歳)は、建設会社「しろくまハウジング」の社長に就任したばかり。バツ3だが、すごく変人というわけではない。洋服が好きで、明るく、おちゃめ茶目で、ちょっとせっかちで、どこかとぼけていて、いろんなところがちょっとずつ面白い、そんな女性である。最初の夫との間に生まれた中学3年生の娘・うた唄と2人暮らしをしているという設定。
主演を務めることが決まった松は、脚本を読んだ感想について「すごく面白かったです。いろんなキャラクターがいて、出てくる人出てくる人が面白くて、愚かな感じで(笑)一気に読んじゃいました」とコメント。岡田、角田、松田との共演については、「3人それぞれに個性があって、チャーミングなので、『あ、3回結婚してもいいかな』って思いました(笑)ダメさ加減も三者三様で、きっと魅力も三者三様で。幸せなありがたい役だなって思いました」と語った。
見どころについては、「メッセージ性が強いかというと、それだけでもないですし。何の説得力もない人達が、生きていく話なんですね(笑)でも、そんな人達のさま様を見て、『自分の人生悪くないかな』って、元気になってもらえればいいかなと思います」とし、視聴者に向けては、「3人の元夫に囲まれながら今生活しているという不思議な女性を演じることになりました。3人のどの人がタイプとか、そういう話題だけでは済まされないような不思議なドラマになると思います。皆さんで、いろいろ好きなことをしゃべりながら、私たちをどうぞ笑ってください」と呼びかけている。
新ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(カンテレ・フジテレビ系)は4月スタート。