吉岡秀隆、共演の伊藤淳史へ子役出身の“世の中のイメージ”をポツリ「チビノリダーと純くんが…」
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愛媛県・砥部町が舞台の本作。新しい砥部焼のスタイルを追求する若手陶芸家・竜青(伊藤)の作品が、町で実施された「砥部焼でオリンピックの聖火台を作る」というデザインコンペで採用されることに。しかし、それは娘の萌(桜田ひより)が、彼の名前で勝手に出したデザインだった。このデザインを実現するには、絶縁中の父・竜見(橋爪功)の技術が必要で……という物語。イベントは、本物の砥部焼をバックに行われ、伊藤や吉岡のほか、内山理名、橋爪功、大森研一監督も参加した。
撮影したのは2019年の秋。公開が延期したこともあって、橋爪は「(撮影中の話は)すっかり忘れてしまった。そうでなくとも、だんだんボケが入ってきていて忘れるんですけども」と自虐を述べて笑わせたあと、本作について“卒業と同時に疎遠になったガールフレンド”と例えて会場を和ませた。そんなことを述べつつも、本作で伊藤らと共に挑戦した砥部焼については「伊藤くんも、吉岡くんも上手で、怖いもの知らず。すぐにモノにしちゃう」と振り返った。
現場は和やかな雰囲気だったようで、伊藤は兄の竜哉を演じる吉岡の印象について「今回、みなさん初めてご一緒させてもらいました。映画の中では子どもの頃の描写もあったんですけど、(吉岡は)現場でもフラットで、優しいし、明るいし、“あの子どもたちが、あのまま温かい大人になっていったのかな”って思わせてくださった」と語る。彼の言葉を聞いた吉岡は、ふと笑みをこぼしながら「あんたエライねぇ~。(コメントが)100点だよ」と一言。
続けて「世の中の人はきっと、“チビノリダーと純くんが大きくなって兄弟役をやっている”って思っているからね」と、伊藤はバラエティー番組『とんねるずのみなさんのおかげです』(フジテレビ系)の1コーナー『仮面ノリダー』に“チビノリダー”として、吉岡は、ドラマ『北の国から』(フジテレビ系)黒板純役として、お互い子役から活動してきたことに触れ、会場を笑わせた。最後に吉岡は「兄弟役はとっても嬉しかったですよ」と返していた。
映画『未来へのかたち』は、5月7日より全国ロードショーされる。
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