EXITの兼近大樹が18日放送の『ABEMA Prime』(ABEMA)で「アイドルの恋愛禁止ルール」について私見を述べた。
番組ではアイドルグループ・でんぱ組.incのメンバーで結婚・妊娠を発表した古川未鈴と、アイドルグループ・PASSPO☆の元メンバーで現在はアイドルプロデューサーや振付師として活躍する槙田紗子をゲストに迎え、アイドルの恋愛禁止ルールについて議論を展開。
その中で、兼近は「“お客さんにどう見られたいか”といったブランディングやパッケージづくりは、芸能界において重要だと思う」とした上で、「だから、それをしっかりと定義し、考えた上で、アイドル活動に人生を捧げるタイプの人がいてもいいと思うし、恋愛禁止のグループに在籍しながらもそのルールを破るブランディングをしていく人がいてもいいと思う」と持論を展開。一方、アイドルには10代の人も多いと言い、「(恋愛禁止ルールで)未成年のアイドルに寄ってくる“ヤバい男”から守る意味もあると思う」と推測した。
一方、植田は振付師の目線から「やっぱり恋愛をすることでかわいくなったり、表現力が磨かれたりすることがある」と話し、「ただプロデューサーの目線では、『一生ダメと言っているわけではないんだから、少しくらい我慢したらどう?』という気持ちにはなる。アイドルというのは、入って3年くらいは新人。その期間に恋愛がバレてしまった場合、バッシングされる可能性も高いので、アイドルという職業を選んだ以上、最初の3年くらいは練習に時間を使うんだ、という覚悟が欲しい」とアイドルを育てる立場から語った。
結婚発表の際は「周りや会社には迷惑をかけないというのが大前提だった」と語ったのは吉川。発表前には事前にスタッフとかなりの時間話し合いを重ねたと明かし、「ファンの皆さんを前にしたライブで発表したのも、アイドルを続けていきたいと思ったからこそのことだった。『金返せ!』と言われたり、その場で帰ってしまうのでは?とも思ったがが、驚きの歓声と、嬉しい悲鳴とで会場がワーッとなってくれた。いいファンを持ったと思ったし、もっと信用していれば良かった、という気持ちにもなった」と当事者ならではの視点から話した。