元AKB48・川栄李奈が、20日放送の『SWITCHインタビュー 達人達』(NHK Eテレ)に出演。女優転身の理由を明かした。
この日、ブティックや大型商業施設などを手がけるインテリアデザイナー・片山正通と対談した川栄。その中で片山から、どうしてアイドルを辞めて女優として生きようとしたのか質問された。これに対して彼女は、そもそもAKBに入ったのは、友達に「(オーディションを一緒に)受けてみない?」と誘われたことに始まると答え、自分の意思はあまりなかったと回答。
ただしグループ入りした後、演技をする機会に恵まれたときに「心の底からすごい楽しい」と思ったのだとか。素のままでは、喜怒哀楽が出せないタイプと自己分析しつつ、台本をもらって役に臨んだ時、初めて感情表現ができることに「自分の違った一面が出せる」と驚き。そして「自分ではない人生を歩んでいるのが楽しかった」とも吐露。
一方、ちょうど同じ頃に自分のキャラクターも確立され始めたのだが、「自分が行きたいほうは、こっちじゃない」と直感したという川栄。「頑張れば、いいところまで行けるときだった」としながら、「でも今頑張って、いいところに行っても、自分の夢はそこにはないと思った」「(人気が)下がってもいいから、自分の夢を追いかけようと思った」と当時の心境を思い返していた。
川栄は2015年8月、約5年間在籍したAKBを卒業している。