2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の時代考証を担当する3人の内の1人、歴史学者・呉座勇一氏が降板となることが番組公式Twitter(ツイッター)で発表された。
呉座氏は自身のSNS上で女性文学者・北村紗衣氏を誹謗中傷していたことが問題になっており、番組公式Twitterは本人から「自身のツイッター投稿の一部内容が不適切であった責任を取り、責任を取り、降板したい」との申し出があったことを伝え、「番組制作サイドもその事実を確認し、降板していただくことにしました」と説明した。
同作は源平合戦後、新都鎌倉を舞台に源頼朝の天下取りを支えた13人の家臣が、頼朝の死後に激しい内部抗争を繰り広げる様子を描いた作品。主演は小栗旬。小栗は13人の家臣の1人、北条義時を演じる。そして脚本は三谷幸喜、時代考証は呉座氏が降板になったことで、坂井孝一氏、木下竜馬氏の2人が担当する。