米倉涼子が、27日放送の『サワコの朝』(TBS系)に出演。ブロードウェイミュージカル『CHICAGO』(シカゴ)について振り返った。
1975年、NY・ブロードウェイでの初演以来、世界中で上演されている『シカゴ』。2000年に観劇して以来、その舞台に立ちたいと思っていた米倉は、2008年の日本公演で見事主役に抜擢される。
そのときの思いについて聞かれると、「とにかく幸せだった」と回答。続けて「憧れのミュージカルに関われているだけで泣いちゃう、みたいな。今でも泣きそうです」と言うと、目に涙を浮かべた。
ただし、振付家や音楽監督、そして演出といったスタッフはアメリカ人。これまでミュージカルをたくさん見てきた米倉は「自分で好きな人(俳優)をどこかで(自分の演技の中に)ピックアップしていた」と語り、振付家に「誰々のマネをしないで」とズバリ指摘されたこともあったそう。
そんなレッスンについて「本当につらかった」「すごい、しごかれましたね」と回顧した米倉。「ダンサーでもないし、ミュージシャンでもないし。女優って言われるとちょっと中途半端だし」と述べながら、とにかく努力したと振り返った。
そんな米倉は年後の2012年、この『シカゴ』で念願のブロードウェイデビュー。続く2017年、2019年と計3度、本場の舞台に立っている。