ムロツヨシが、4月2日放送の『A-Studio+』(TBS系)に出演。知られざる過去を明かした。
この日は、ムロが手がける舞台「muro式」を一緒に作ってきた2人の俳優仲間を、Kis-My-Ft2藤ヶ谷大輔が事前取材。その際、公演をしていた思い出の劇場のステージに立ち、3人で記念撮影に臨んだ。
彼らはいずれも無表情の棒立ち状態で写真におさまったが、これについて藤ヶ谷は、「(ムロさんが)無表情の棒立ちがお好きだっていうんで(3人でそうやって撮影した)」と語った。
笑福亭鶴瓶から「なんでそれが好きなの?」と聞かれたムロは、「棒立ち」の演技の難しさについて、ある劇団の主宰者について聞かされたことがあったと回答。簡単に言えば、「セリフがあればまだ自然に立てるが、目的も理由もなく立つという棒立ちの演技が一番が難しい」と言われ、その奥深さに感銘を受けたと話した。
続けてムロは、「どの取材でも言っていなかった」と切り出すと、先の“棒立ち”にまつわる発言は柄本明から言われた言葉であると告白。しかもムロは、その柄本が主宰する「劇団東京乾電池」の研究生として入っていたという意外な事実を自ら明かすと、「(この経歴は)プロフィールにも書いていない」と言及。
この過去について、「柄本さんと共演するまでは内緒にしておこうと思っていた」というムロ。今回すべてを打ち明けた理由として「これからの時代、芝居の数が少なくなっていく中、いつか共演したいということをここで言おうかなと思った」と話していた。