いきものがかりが、15日放送の『SONGS』(NHK)に出演。“放牧宣言”について振り返った。
デビュー10周年を迎えた翌年の2017年、“放牧宣言”を発表し、活動を休止した3人。これに至るまでの心境について水野芳樹は「ヒットするかどうかはそれほど大きなことではなかった」としながら、「世の中に定着してほしい、聴いてほしいというのは3人とも強く思っていた」と回顧。自分たちで曲作りへのハードルを上げていた部分もあったという。
また吉岡聖恵は自身に向けられるイメージとして「清廉潔白のように思われていたので、これを言ったら曲と違うかなと(発言に)気をつけていた」と語り、「知らない間に思い詰めていた」「お互い溜め込んでたし、満身創痍感はあった」とも回顧。
大泉洋から「10周年まで走ったら休もうというのは総意だった?」と聞かれると、水野は「結構話し合った」と回答。「結構話し合ったけど、やっぱり1回止めないとヤバくない?みたいな」と言及。
続けて、「できれば20年、30年続けていきたいとスタートしたグループ」とも告げながら「(このまま)続けていくとなったら30代、40代に入ったら難しいから、休むか辞めるかどっちかだった」「でも、辞めるではない。休もうか」と、苦渋の決断だったと話していた。