新型コロナICUの看護師たちに長期密着!『Nスペ』に反響「感謝でしかない」
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新型コロナ第4波が言われるなか放送されたNHKスペシャル「看護師たちの限界線~密着 新型コロナ集中治療室~」。放送後、SNSには多くの書き込みがアップされた。
現場の窮状を知ってもらいたいとNHKスペシャルの長期取材に応じた東京女子医大病院。看護師長は「本当につなぎつなぎです」「明日はもつかなとか」と勤務表にチェックをいれながらコメントした。現場では、急激に重症化し患者の死に直面し、心身のバランスを崩す看護師も少なくなく、新型コロナを理由とした離職は全国の2割以上でおきているという。
一般病棟からICU勤務となった看護師は「回復した患者を見るのがやりがいだった」と話し、少しでも患者にとって良い環境を整えてあげたいと話す。が、現場は想像とかけ離れていた。最初は症状が軽く「大変だね」と看護師に気遣いをみせていた患者が、5日後に肺の機能が低下しICUへ。その4日後には自力で呼吸ができなくなった。それでも、患者はただ話せないだけだからといい「今日は正月だよ」などと話しかける看護師。
3年目の看護師は約1kgあるマスクをつけ、体を密閉してICUに入っていた。「(この状態は)いつまでも続くので、自分の心と体が折れたら終わり」と話した。彼女は感性予防のために都が容易したビジネスホテルで一人暮らし。「外でご飯を食べることはない。一般の人は普通に行ってますもんね。行きたいなとは思いますけど」。
SNSには一般の人との生活のギャップに胸を痛める声もあった。「妊娠中の看護師さんまで現場に戻られてる」「私達と同じ世界を生きている人間なのに、仕事の過酷さが、並大抵ではない」…。
Nスペではこうした一部の病院へ集中する負担について、新型コロナをめぐるいびつな構造を指摘。全国7628の医療機関のうち、コロナ患者受け入れ実績ありと回答したのは29%、なかでも人工呼吸器など使用した受け入れ実績あるのは7.6%と1割をきっていた。
今回の放送については、「多くの人に見てほしいと思った」という感想も複数見られた。21日、NHK総合1(東京)午前0:25~午前1:14に再放送予定となっている。
《RBB TODAY》
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