奈緒が、30日放送の『A-Studio+』(TBS系)に出演。下積み時代のエピソードを語った。
福岡から上京後、俳優養成所「ポーラスター東京アカデミー」のオーディションを受けたという奈緒。ここは脚本家・野島伸司が総合監修を務めるアクターズスクールだという。門を叩いた理由として彼女は、「野島さんはたくさんの方を見ているので、私の心の部分を見透かされるような気がした」と述べ、「何もせずに行こう」と、すべてをさらけ出すつもりだったと話した。
するとオーディションを経て、授業料が全額免除になる“特待生”としての所属が決定した。だが彼女はこの好条件を「断ってたんですよ、最初」と回顧。「怖くなっちゃって、そんなうまい話があるわけないし」と、ネガティブにとらえてしまったと語った。
以上はスタッフとの面談での出来事だったそうだが、これを隣の部屋で聞いていた野島がいきなり現れ、「君、東京でやっていくのはすごく大変だ。うちに来なさい」と、引き留めたという。
すると奈緒はその時、野島のパーカーのポケットの部分コーヒーのシミを発見。これによって「何て信用できる人だろうと思った」と回顧。結局、特待生としてこのアカデミーで学んだとのことで、野島の存在について「師匠であり父親代わりのような方」と尊敬していた。