和田アキ子が、8日放送のラジオ『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』で、菅義偉首相に怒りの声をあげた。
政府は7日、東京、大阪、兵庫、京都の4都府県に出されている緊急事態宣言を5月31日まで延長することを決めた。新たに福岡、愛知の両県も宣言の対象になった。
首相は先月25日から今月11日まで17日間の宣言発令を決めたとき、「首相として、できることは全力を尽くしてやり抜く」と決意を表明していた。だがこれについて和田は、「この17日間もよく分からない」と、期間の根拠を問いただし、今回の5月末までの延長についても「もうなんなの? 5月いっぱいやったら、どうなるの?」とあきれ果てた。
続けて「この国が考えていることがよく分からない」と苦言を呈し、「何回も何回もおんなじこと、チンタラチンタラして。何を考えて…」と不満爆発。
丸川珠代五輪相は先月16日、閣議後の会見で、オリパラに向けて「安心安全な大会実現に向け、準備に取り組むようにしたい」と言及していたが、これについても和田は「うちら全っ然、安心してない」と憤慨。「ワクチンがいつかも分からないし、申込用紙も来ない」と怒りを露わにした。
また、国際オリンピック委員会(IOC)は大会に参加する各国・地域の選手団向にワクチン提供すると発表しているが、和田は「(日本人の)うちらが打ってないのに選手だけ?」と、国民不在の開催に疑問を呈していた。