
CASPEL(久信田敦子、橘未佐子、山田美貴、山下麗奈、山崎鈴、堤梨菜、山本由奈、栗原沙也加)は、大手事務所『東宝芸能』に所属している女優で結成された8人組ヴォーカルユニット。ミュージカル界で活躍する塚本直監修のもと、昨年2月より活動を行っているが、デビューライブ以降、新型コロナウイルスの影響で揃ってパフォーマンスが出来なかったという。今回、1年ぶりの舞台に立つ彼女たちが、試合前にベイスターズの球団歌『熱き星たちよ』の“Royal ver.”を披露し、会場を盛り上げた。

セレモニー終了後の囲み取材で、リーダーの橘は「まさか、横浜スタジアムでパフォーマンスさせていただけるなんて思ってもみなかったので、すごく嬉しかったです。観客席の方々も温かく拍手で迎えてくださったので、ただただ感動しました。(野球には縁がなかったものの)これからは横浜DeNAを応援しようと思います!」とコメント。
スタジアムの雰囲気については「想像以上の規模。普段の活動の場が劇場なので、それとは比にならないスケールでした。下見に来た時も、空気に飲まれるほどでしたので感慨深かったです」と述べた。
また、ユニフォームのデザインもお気にいりだそうで「これまで、ユニフォームを身に着ける機会がなかったので、宝物にしようと思います」と山田。それぞれ誕生日や自分の名前をもじった番号を入れていたものの、候補にしていた番号を譲る形になったという栗原は「私、小学校の時の出席番号でした」と明かして記者らを笑わせた。
このほか、CASPELの魅力を語る一幕も。橘は「女優といえど、普段はドラマだったり、ミュージカルだったり、バラバラのフィールドにいて、8人のキャラクターがまったく重ならない、奇跡のような組み合わせだと思っています。CASPEL は、“cast a spell on(まじないをかける)”という言葉を造語にしたもので、女優だけれども、8色の歌声でお客様を魅了したいです」と語った。
試合後には『Royal “Bay” Party Show Time』と題して、悩みや苦悩を抱えた 8 人の女性たちを主人公としたミュージカルショーも披露していた。