元ブルゾンちえみ、現在の藤原しおりが、11日放送の『グータンヌーボ2』(カンテレ)に出演。芸人をやめた心の内側を明かした。
昨年3月をもって芸人を引退することを発表し、同年4月より芸名を藤原しおり(本名が藤原史織)に改めることを明かした彼女。現在は「タレント」といった肩書きなどはなく、「本当に藤原しおりです!といった感じ」と、等身大のままでいると明かした。
ここで長谷川京子から「芸人を辞めた決定的な理由は?」と質問。すると藤原は、当初は、憧れの芸能界に入ることができて嬉しかったものの、1年~2年経つと、周囲からの期待と「自分の心のギャップがでてきた」と説明。
さらには「みんなが言ってくれてるほど頑張れていない」「みんなに『すごい』と言われることを何もしていないというモヤモヤが処理しきれなかった」と回顧。「みんなに称賛されたりお金を得たりすることは素晴らしい」としながら、「イコール幸せではない」という思いがふくらんだそうで、「自分の幸せをもうちょっと大事にしよう」と思ったと告げた。
また「ブルゾンちえみとしてバッと出た1ヵ月ぐらいしか『イエ~』という気持ちがなかった。そのあとから、出ちゃったけど、どうしようと、不安のほうが大きかった」と、ブレイクから2ヵ月後には苦悩が続いたと話していた。