実業家の前澤友作氏が今年12月、日本人初の民間人宇宙飛行士としてISS(国際宇宙ステーション)に行くことが発表された。
前澤はすでに宇宙飛行士訓練に入るための試験に合格し、今年6月中旬からロシアのガガーリン宇宙⾶⾏⼠訓練センターで、約100⽇間に及ぶ訓練を開始するという。その後、12月8日にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられるソユーズ宇宙船「MS-20」に搭乗。ISSに約12⽇間滞在する予定とのことだ。
前澤とともに、操縦⼠のアレクサンダー・ミシュルキン宇宙⾶⾏⼠(ロシア)と、宇宙⾶⾏の全容を撮影するサポートスタッフとして、前澤の関連会社役員の平野陽三が搭乗。⺠間⼈宇宙⾶⾏⼠として、「宇宙って実際どうなの?」をテーマに、訓練の様子から、ISSへの渡航、そして帰還までを前澤のYouTubeチャンネルで公開予定。
なお、日本の民間人が宇宙へと行くのは秋⼭豊寛⽒以来31年ぶり。⺠間⼈のISS搭乗宇宙⾶⾏⼠は世界でも8人目となる。