新ジャンルの“焼魚系ラーメン”「炭火焼濃厚中華そば 海富道」を実食レポ! | RBB TODAY

新ジャンルの“焼魚系ラーメン”「炭火焼濃厚中華そば 海富道」を実食レポ!

ライフ グルメ
炭火焼濃厚中華そば 鯖(さば)定食
炭火焼濃厚中華そば 鯖(さば)定食 全 26 枚
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 昨年、東京・新橋に開店し、新ジャンルの「焼き魚系ラーメン」として人気を博している「炭火焼濃厚中華そば 倫道」。その義兄弟店となる「炭火焼濃厚中華そば 海富道(しーふーどう)」が東京・神田にオープン。

炭火焼濃厚中華そば 海富道 外観

 こちらは“すする、焼き魚”がキャッチコピーの、究極の炭火焼濃厚スープが特徴。「鯖(さば)」「鰯(いわし)」などの魚をまるごと炭火焼きにして作った特殊ペーストと、飛び魚アゴ出汁を合わせた香り豊かなスープに、特製ストレート麺を加えたラーメンが定食形式で提供される。話題の「焼き魚系ラーメン」の実食を楽しみに、14日に行われたメディア試食会に参加した。

炭火焼濃厚中華そば

 「海富道」を運営するMUGENでは、かねてより「もったいないプロジェクト」を展開。同店では、コロナ禍による時短営業などの影響で、買い手が付かずに廃棄されてしまう豊洲市場の「もったいない魚たち」を活用し、頭から尻尾、内臓まで全てを捨てることなく使うことで“SDGs”をラーメンに込めて提供するという。

内観

 メニューは、干物を食べているかのような香ばしさとコクが特徴の「鯖(さば)」、鰯独自のほろ苦さを活かした「鰯(いわし)」、マイルドな脂がクリーミーで食べやすい「鮭(しゃけ)」のほか、同店オリジナルとなる、海老の風味が豊かな「海老(あまえび)」、スルメイカの身と肝の味が個性的な「鳥賊(するめいか)」を提供 (いずれも単品850~950円/定食1,000~1,100円)。全ての中華そばを辛くできる「特製辛味」や「トリュフ煮卵」もトッピングが可能だ。

特製辛味



 試食会では、「海富道」の王道メニュー「鯖」を注文。こちらは、トッピングが全て別皿で、ご飯も付いた「鯖定食」さながらの定食スタイルで提供されるため、どこかほっとする感覚と、トッピングのワクワク感が同時にやってくる。

炭火焼濃厚中華そば 鯖(さば)定食

 「鯖」を使った中華そばと白ご飯のほか、ラーメン用のトッピングの「チャーシュー2枚」「炭焼き長ネギ」「玉ねぎのみじん切り」「海苔」と、ご飯用のトッピングの「海苔の佃煮」「きゅうりの漬物」がセットになっている。

チャーシューと炭火焼ねぎ、玉ねぎのトッピング

ご飯用のトッピング ノリの佃煮ときゅうりの漬物

 さっそく、ラーメン用のトッピングの「チャーシュー2枚」「炭焼き長ネギ」「玉ねぎのみじん切り」「海苔」を全部乗せ&スープから実食。

トッピングが完了

 炭火焼の香ばしさと、鯖のうま味成分たっぷり出ていて、めちゃくちゃ美味しい! 鯖の焼き魚が丸ごと使われているため、焼き魚をそのまますすっているような新感覚のスープ。非常に濃厚で「鯖定食」さながら、ご飯にも合うこと間違いなし。

鯖を余すことなく、まるごと使った濃厚スープ

 「炭焼き長ネギ」と「玉ねぎのみじん切り」を混ぜて、食感をプラス。生の玉ねぎのお陰で、濃厚スープもさっぱり感を出せる。ストレートな細麺はスープとよく絡んで相性は抜群。

特製のストレート麺

 チャーシューは、低温調理で中をしっとりさせた薄切りタイプ。こちらも炭火で焼いてからチャーシューに仕上げてあり、香ばしいお肉となっている。非常にやわらかく、脂っぽくなくさらりと食べられる。焼き海苔の香りもプラスされていい感じ。

香ばしいトリュフ卵

 途中で味変したい方におすすめなのが、「トリュフ煮卵」とヘチマ型の入れ物に入った「サンショウ」。「トリュフ煮卵」は、トリュフの香りが強く、中身がトロトロ~で最高に美味しい。麺を堪能したあとは、白ご飯をスープに投入で、最後まで楽しめた。

中身は濃厚でトロトロ~

炭火焼チャーシュー



 このほか、今回新しく開発されたメニュー「鳥賊(するめいか)」(写真左)と「海老(あまえび)」のスープも試食。

鳥賊(スルメイカ)と海老(あまえび)のスープ

「鳥賊」は海をそのまま飲んでいるかのような(笑)、スルメの味が濃厚でクセが強め。ほかで食べたことがない味で、たまらない。意外とハマる女性が続出なのだとか。

鳥賊(スルメイカ)のスープ

 「海老」の殻は廃棄されているものでありながら、実は旨い出汁が取れるので、ホテルの割烹で買い取っているお店もあるのだそう。こちらも香りが豊かでおすすめ。

海老(あまえび)のスープ

鮭(しゃけ)

《小宮山あきの》

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