アンジャッシュ児嶋一哉が、18日放送の『バナナサンド』(TBS系)に出演。人生の転機がバナナマン設楽統にあることが明かされた。
まず設楽は、児嶋に対する印象として「昔はもう、ただただイヤな奴だった」と回顧。このあとその再現VTRでも、本当はポンコツなのにそれをイジられまいとして、“天才”風を装っていた過去が暴かれた。
その後、コンビとしては「すれ違いコント」で一躍有名になったものの、児嶋のキャラクターは認知されず。そんな彼に転機が訪れたのは2008年、バナナマンのラジオ番組にゲスト出演した時のこと。ここで設楽が、芸人としての児嶋のあり方について本音を打ち明けた。
実際の音声では設楽が、「でも、ここだと思うよ俺。マジな話」と切り出し、「うわべだけのトークを俺はコジとしたくないから言うけど、ここだと思うよ、コジ。分かれ道」と説得。
続けて「今のテレビって、本質の人間の面白さみたいなところがある」としながら、「コントの人って演じている自分を見せて、1回名が通ったら、そこからもう1回、個人がどういう人間かを知らしめなければいけない」と熱くアドバイス。
さらに相方・日村勇紀は売れるためにプライドを捨てたとしつつ、「そこがコジと明らかに違うところ」「このままだとコジ、ダメになる」などと訴えた。番組ではこのラジオ出演を境に児嶋が自らのポンコツ体質を受け入れ「児嶋だよっ!」も誕生したと語られていた。