今年1月にデビューしたmzsrzの、3ndシングル「アンバランス」が、元NGT48・山口真帆初主演となる映画『ショコラの魔法』主題歌になることが発表された。同時に、そのミュージックビデオ(Short.ver)も公開された。
同楽曲の作詞・作曲は、mzsrzのプロデューサーで、Hey! Say! JUMPやAdoの最新曲にもクリエイションを提供ているボカロプロデューサー「DECO*27」によるもの。当初は、すべて、mzsrzが歌唱していたが、一度は仕上がった楽曲を聴いた同映画の森脇智延監督とプロデューサーから、その歌詞が、山口真帆演じる主役『哀川ショコラ』の役柄や、映画で伝えたいテーマのひとつである「“願望”と“現実”のバランスの有り様」とシンクロしていることから、山口本人の声を加えることでより主題歌らしくなるのでは、と提案があり、急遽、レコーディングが行われた。楽曲は、時計の針が時を刻む謎めいたイントロから始まり、サビには、重厚なオーケストラによるゴシカルで奥行きのあるアレンジが施され、“人間の闇深さ”が表現されている。
山口は、「久々のレコーディングだったのでとても緊張しました!本楽曲の歌詞を初めて見た時にハッとする点がたくさんありました」とコメント。「映画の世界観にマッチしているだけでなく自分自身も共感できる点があったからです。特に、『ツライならこのまま捨てちゃえば 見たくない夢なら覚めちゃえば』という歌詞。誰しも挫けてしまいそうなことがあったり、嫌なことがあって逃げ出したいって思うことが沢山あると思います。そういう『もう頑張れないって』思った時に『無理しなくても良いんだよ』と言って寄り添ってくれるような歌になっていると感じました。私が歌っているバージョンは映画でしか聞けないのでぜひ劇場で聴いていただきたいです!」と呼びかけている。