氷川きよしが、23日放送の『おしゃれイズム』(日本テレビ系)に出演。山で遭難しかけたエピソードを明かした。
コンサートの合間の休みは5時間走るなど体づくりを欠かさないという氷川。だが「この間、遭難したんです」と衝撃の発言。
それは岡山でのコンサートの時。本番を翌日に控えた休みの日、山に1人で走りに行った氷川。ところが、「見渡したら全然道がなくて、戻れなくなった」と、道に迷ってしまったそう。震える手でマネージャーに電話し、「山で遭難したんだけど、どうしたらいい?」と“相談”。
するとマネージャーから「充電が切れないよう電源を切ってください」との指示が。ひとまず電源は切ったものの、時刻は夕方4時。氷川は想像の中で、「明日になったらヘリコプターが上から飛んで来て、ワイヤでつるしてもらってニュースになったら、みんなを心配させる。まずい、どうしよう」と、不安や恐怖のあまり泣いてしまったのだとか。
その場で「うわ~」と泣きながら大声で「すいません!」と誰かに呼びかけてもいるはずもない。そこで氷川は「生き延びようと思って、崖を『わ~っ!おらぁ!』とずり落ちたら、ひと筋の道が自分の前に現れた」と語った。当時マネージャーに無事を伝えると、冷静に「よかったです」と返されただけだったというが、彼は改めて「皆さんに伝えたいです。気を付けていただきたい」と山の恐ろしさを訴えていた。