GARNiDELiAのボーカルMARiAが、アルバム『うたものがたり』を携えた初のソロライブ「MARiA Live 2021『うたものがたり』」を5日に東京・チームスマイル豊洲PITにて開催した。
MARiAは会場に登場すると、「憐哀感情」「マチルダ」「ガラスの鐘」と続け、未発表新曲「手探る夢 繋ぐ糸」も初披露。MCでは、ライブハウス公演が17ヵ月ぶりであることを告げ、「歌い始めて18年くらい、今まで以上に歌にフォーカスを当てて作ったソロアルバムのライブ、私のいろんな歌を余すことなく、隅々まで味わって帰ってください」と挨拶した。続いて、コラボゲストとして草野華余子をステージに招き入れ、草野の楽曲「おわりものがたり」と草野提供曲「おろかものがたり」を歌唱。
さらに、2人目のコラボゲストTAKUYAを迎えると、JUDY AND MARYの名曲「そばかす」「Over Drive」と立て続けにカバー。そして、アルバム『うたものがたり』に収録されたTAKUYA提供楽曲「キスをしてみようか」も歌唱した。本編ラストで披露されたのは、アルバムのラストを飾る「ハルガレ」。その後のアンコールでは、8月に写真集を発表することを告げるとともに、「ここに立つまでに1年以上経っているけど、また帰ってくることができて本当に幸せです」と挨拶。最後は、アルバムのリード曲にしてオープニングトラック「コンコース」でしっとりとライブに幕を下ろした。