フジテレビは、『世にも奇妙な物語‘21秋の特別編』を今秋放送すると発表した。
『世にも奇妙な物語’21夏の特別編』が放送されたばかりだが、早くもこの秋『世にも奇妙な物語’21秋の特別編』が放送されることが決定。1990年4月にレギュラードラマとして放送が開始され、その後は特別編という形で年に2度放送を続けるスタイルで続いてきた同シリーズ。秋の放送は、森七菜、赤楚衛二、桐谷健太、山口紗弥加の4人が主演を務める。
なお、秋の特別編は、『優等生』『スキップ』『ふっかつのじゅもん』『金の卵』の4作品。4作品の中で一番の長い物語となる『優等生』の主演を務めるのは森七菜。森が『世にも奇妙な物語』に出演するのは、今回が初となる。今作で森は、いまどきの少しおバカな女子高生役を演じる。『スキップ』の主演を務めるのは、赤楚衛二。赤楚が『世にも奇妙な物語』に出演するのは、今回が初となる。赤楚は、タイムリープに巻き込まれるうだつの上がらない大学生役を熱演する。
『ふっかつのじゅもん』で主演を務めるのは、桐谷健太。桐谷が『世にも奇妙な物語』に出演するのは今回が初。テレビゲーム『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』を題材にしたストーリーで、過去に強い後悔を残す父親役を演じる。そして、『金の卵』の主演を務めるのは、山口紗弥加。山口が『世にも奇妙な物語』に出演するのは、2007年3月に放送された『世にも奇妙な物語 春の特別編』内の『午前2時のチャイム』以来、約14年ぶり2回目のこと。偶然見つけた金の卵の不思議な力に取りつかれていく母親役を怪演する。
森は同作への出演について、「子供の頃から、友達みんなで集まって見ていた番組といえばこの番組だったので、とてもうれしかったです!私が登場する物語も『世にも奇妙な物語』らしさ満載のゾワっとする物語なので、私と同じように楽しんでくれる人がいると思うと今からとてもワクワクしています」と心境をコメント。赤楚は、主演決定に「めちゃくちゃテンション上がりました!小さい頃から、“怖いな”と思いつつも、思わず見てしまうストーリー展開でいつも楽しく見ていた番組です。そして、役者をやるからには、いずれは出演させていただきたい番組の一つだったので、本当にうれしかったです。今年一番うれしいです!」と喜び。
桐谷は「ウソみたいな本当の話ですが、このオファーが来る前に僕の頭の中で“ロトのテーマ(『ドラゴンクエスト』のゲーム音楽)”が流れたんです…偶然に!その後すぐにマネージャーさんから『世にも奇妙な物語』話が来たと聞き、それも『ドラゴンクエスト』の話と言われ、即決で“やります!”と返事をしました」とエピソードを披露。山口は「お待ちしていました!(笑)。大好きなシリーズなので、お話をいただいた時はとてもうれしかったです。14年ぶりの出演となりますが、時を経て成長した姿をお見せできればと思っています」と久しぶりの主演に想いをはせている。