小西真奈美が、10日放送の『土曜スタジオパーク』(NHK)にVTR出演。草彅剛を絶賛する一幕があった。
小西は草彅と22年前、つかこうへい演出の舞台『蒲田行進曲』で共演。つかさんの指導のもと、毎日約10時間稽古していたという。つかさんは毎日どこかしら脚本の中のセリフを変えていたが、それに対応する草彅のことを「あいつは天才だから」と語っていたのだとか。
さらに、つかさんは小西に「草彅に言わないように、このセリフ、変えて言ってみな」とこっそり指示。彼女としては内心「本当すみません!きょうすごい変えちゃいます」と罪悪感を覚えながら実際に本番で変更。それでも草彅はフレッシュに受け止めてくれたそう。そんな草彅に小西は「エンターテインメントの要素と懐の深さをすごく毎日感じていた」と絶賛した。
このVTRを受けて草彅は照れながら、「真奈美ちゃん、大好きなんです。鼻の下が伸びちゃって…ありがとう、真奈美ちゃん」と感謝。さらに、つかさんからの「あいつは天才」という言葉について、「今でも僕は宝物として…その言葉があるから、今まで頑張ってこられたんじゃないか」と告白。
きょう10日は、つかさんの命日。ハリセンボン近藤春菜が「すごいタイミング…」というと、草彅は「天国で、ニカッと笑っていただけるんじゃないかな」と告げていた。