土用丑の日に! 牛丼チェーン「吉野家」「松屋」「すき家」の豪華「うな丼」を食べ比べ! | RBB TODAY

土用丑の日に! 牛丼チェーン「吉野家」「松屋」「すき家」の豪華「うな丼」を食べ比べ!

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土用丑の日に! 牛丼チェーン「吉野家」「松屋」「すき家」の豪華「うな丼」を食べ比べ!
土用丑の日に! 牛丼チェーン「吉野家」「松屋」「すき家」の豪華「うな丼」を食べ比べ! 全 21 枚
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 今年も土用の丑の日に向けて、様々な牛丼チェーンが「うな丼」や「鰻重」を期間限定で販売している。夏の暑さにも負けないように、鰻を食べてパワーをつけたいところだが、どこの鰻が一番おいしくてコスパがよいのだろうか。

 今回は、人気牛丼チェーン「吉野家」「松屋」「すき家」の3社に絞り、食べ比べを決行。ちょっぴり贅沢に、各店で販売されている中で“最も豪華”な「鰻重」や「うな丼」を持ち帰り、実食した。




「吉野家」の「鰻重 三枚盛」(税込 1,812円)





 まずは、牛丼ファンも多い「吉野家」から。厳選された鰻を、自慢のたれでふっくらと香ばしく焼き上げたという「吉野家」の「鰻重」。こちらは、みそ汁やお新香のセットメニューは持ち帰りができないため、テイクアウトは「鰻重」単品となる。





 一枚盛(税込 866円)、二枚盛(税込 1,339円)、三枚盛(税込 1,812円)があるが、三枚盛を選択。税込で1,812円と、牛丼チェーンのメニューとしては高価だが、鰻が三枚も乗った鰻重が食べられると思うと、専門店と比べても半額以下と言っていい程のお値打ちだろう。



 「鰻重 三枚盛」は山椒が三つセットで付いてくる。同社の「鰻重」は、こだわりの養鰻場で管理しながら育てている鰻のみを使用。たれをつけて焼いてを4度繰り返す4度焼きをすることで、ふっくら香ばしく焼き上げているのだそう。蓋を開けると、ふっくらと厚みのある鰻で、ご飯が見えないほど埋め尽くされている。





 食べてみると、タレは甘め。鰻はふっくらとした食感があり、臭みもなく美味しい。鰻の頭を煮詰めたという濃厚なタレは、鰻はもちろん、ご飯にもよく染み込んでいる。山椒は大粒でインパクトがあり、一袋分をかけただけでも、存在感がたっぷりな味わいに。ご飯は牛丼大盛と同量だが、味がしっかりとついているため、最後までご飯が余ることがなくペロリと食べられる。鰻もボリューム満点のため、我が家では男性陣の評価が高かった。

吉野家「鰻重 三枚盛」(税込 1,812円)
 ・鰻のふっくら度 ★★★★★
 ・香ばしさ ★★★
 ・タレの甘さ ★★★★★
 ・ご飯とのバランス ★★★★★
 ・コスパ ★★★★


「松屋」の「うな丼 ダブル」(税込1,390円)




 続いて「松屋」の「うな丼 ダブル」(税込1,390円)。「松屋」の「うな丼」シリーズは、松屋グループの本格寿司ブランド"すし松"が監修。ふわふわとした肉厚の身の鰻に、松屋特製の鰻ダレをかけた、旨味が口いっぱいに広がる逸品に仕上げたとのこと。

 「うな丼 ダブル」は、「吉野家」や「すき家」とは違い、タレを自分でかける仕様になっており、キャベツのお新香と山椒の小袋がデフォルトで付いてくる。テイクアウトの場合は、みそ汁は付いて来ないが別途60円で購入が可能だ。





 「松屋」では、今年は「牛めし」も一緒に楽しめる「うなぎコンボ牛めし」(税込 990円~)のほか、「うな丼」と、胡瓜・茄子・みょうが・青じそなどを細かくきざみ醤油であえた「山形だし」をコラボさせた「うなだし丼」(税込 950円~)なども販売されるが、こちらも美味しそうだ。



 「うな丼 ダブル」の味は、他チェーンのとろみがある甘ダレに比べ、さらっとしたタレになっており、しょっぱくもなく上品な味わい。鰻はホロホロと柔らかく、全体的にパンチで勝負するというよりも、質で勝負している印象を受けた。食べた瞬間に「牛丼チェーンというよりも、デパ地下の有名店の上品な鰻に近いね」と女性陣で盛り上がり、個人的にも3社の中で一番美味しく、好みの味だった。





 さらに、鰻とご飯の味の相性もバッチリで、箸休め的な存在のキャベツとカブのお新香が付いてくるところも有り難いと感じたが、男性陣は鰻に脂がのっていなく、ちょっと物足りないとのことで、「吉野家」推しだそうだ。

松屋「うな丼 ダブル」(税込1,390円)
 ・鰻のふっくら度 ★★★★
 ・香ばしさ ★★★★
 ・タレの甘さ ★★★
 ・ご飯とのバランス ★★★★★
 ・コスパ ★★★★


「すき家」の「特うな丼」(税込 1,280円)




 最後は、タレに三度付け、香ばしくふっくらと焼き上げた鰻が2枚のっている「すき家」の「特うな丼」(税込 1,280円)。同社の鰻は、脂のりがよく肉厚のうなぎを厳選し、"タレをつけて焼く"工程をじっくりと三度繰りかえすことで、香ばしく、ふっくらとした蒲焼に仕上げたという。



「すき家」は、鰻も持ち帰りの種類が豊富で、並盛のご飯に鰻一枚がのった「うな丼」(税込 790円)、牛丼と合い盛りになった「うな牛」(税込 890円)や、「うな丼」に“特製旨辛だれ”で和えたニンニクの芽とフライドガーリックを合わせた「うな丼Wニンニク」(税込 1,000円~)、鰻に温玉子がのった「うなたま丼」(税込 870円~)などの変わり種メニューも、テイクアウトで買うことができる。





 注文した「特うな丼」は、大きめカットの鰻が2枚。ご飯は特盛で容器にぎっしりと盛られており、山椒が2つ付いてくる。味はタレがやや甘めで、「吉野家」と「松屋」の中間というところ。鰻はふっくらとしていて、適度な焦げ目がついており、タレの甘さと対比して、香ばしさやほろ苦さも感じられた。



 特盛のご飯は、タレが底まで染みこんでいないため、味がなくなり最後に残ってしまった。「特うな丼」は、しじみ汁やおしんこが付いたセットメニューもあるため、こちらならご飯とのバランスが程よい感じで楽しめるかもしれない。我が家の子どもは脂っぽすぎず、甘みもあって柔らかい「すき家」の「特うな丼」が一番美味しいとのことだった。



すき家「特うな丼」(税込 1,280円)
 ・鰻のふっくら度 ★★★★
 ・香ばしさ ★★★★★
 ・タレの甘さ ★★★★
 ・ご飯とのバランス ★★★
 ・コスパ ★★★★

《高永きょん》

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