上白石萌歌、水泳部員のヒロイン役演じ「10代最後の夏に宝物のような時間」 | RBB TODAY

上白石萌歌、水泳部員のヒロイン役演じ「10代最後の夏に宝物のような時間」

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映画『子供はわかってあげない』完成披露上映会【撮影:小宮山あきの】
映画『子供はわかってあげない』完成披露上映会【撮影:小宮山あきの】 全 17 枚
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 上白石萌歌、細田佳央太、千葉雄大、豊川悦司、沖田修一監督が27日、都内で行われた映画『子供はわかってあげない』完成披露上映会に出席した。

 田島列島の長編デビュー作を実写化した同作は、元気でマイペースな高校生のヒロイン・美波(上白石)が、シャイな書道部の青年・もじくん(細田)と運命的に出会い、父探しの旅に出る青春物語(8月20日全国ロードショー)。

映画『子供はわかってあげない』完成披露上映会【撮影:小宮山あきの】

 主演の上白石は、夏らしいワンピース姿で登場すると、「撮影から2年が経ちまして、作品が美味しく熟された頃に、皆さんにお届けできるようになりました。この作品が皆さんにとっての小さな夏休みのようになればいいなと思います」と、笑顔でアピール。


上白石萌歌【撮影:小宮山あきの】

 自身が演じた水泳部員のヒロインについて、「偶然なんですけれど、この作品で3連続目の水泳選手の役で。それぞれ種目も全く違うので、水泳の個人メドレーのようだなと思っていました。肌も真っ黒に焼いて、髪の毛も短くして、10代最後の夏に宝物のような時間を過ごさせてもらいました」と、撮影時をふり返った。

細田佳央太【撮影:小宮山あきの】

 上白石との共演時の思い出を聞かれた細田は、「あまり真面目な話や打ち合わせをしていなくて、ほぼ雑談だった印象です。『1カットで長回しのところは緊張するね』と話したりしていました」とエピソードを披露。

豊川悦司【撮影:小宮山あきの】
千葉雄大【撮影:小宮山あきの】

 上白石の父親役の豊川は、上白石と一緒に泳ぐシーンがあったといい、「僕も萌歌ちゃんくらいの娘がいるので、恥ずかしかったですね」と照れながらも、「これ、父親にとっては理想だよねみたいなシーンで。一緒にホースで水をかけたり、海に入ったり、普通はお父さんは娘にそんなことしてもらえませんからね。まるで夢のような時間でした」と、しみじみ。

 これを聞いた上白石は、「豊川さんがブーメランの水着をお召しのシーンがあって、すごく貴重な映像になっているので、そこも注目して見ていただけたら」と、ちゃめっ気たっぷりにアピールして、笑いを誘った。

 作品にちなみ、「忘れられない夏の思い出は?」と聞かれた千葉は、「大学生の頃に、友達と一緒に青春18きっぷで東京から広島まで行ったことがあって。途中に大阪で漫画喫茶で夜を明かしたり、青春でしたね」と学生時代を回顧。




 上白石は、「小学生の時に2年間だけ水泳を習っていまして。夏休みに毎日早起きして、水泳の夏期講習にバスで行って、帰ってという生活が、私が思う夏ド真ん中の思い出ですね。家に帰ってかき氷を食べたり、あの時間がすごく恋しいなあと思います」と、少女の頃を懐かしんでいた。

《小宮山あきの》

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