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10日22時からは、『フェイク・バスターズ』(NHK総合)が放送される。
新型コロナウイルス感染拡大の“切り札”とされるワクチンだが、悪質なデマや根拠の不確かな情報が多数飛び交っている。番組では、妻が「ワクチンは危険」という誤情報を信じ、夫婦に亀裂がうまれたという男性に取材。男性は必死に説得したが妻はかえって反発し、離婚をほのめかすようになったという。スタジオには、歌手・一青窈が登場。自分自身も一時期ワクチンデマを信じていた経験を告白する。
また、番組はワクチンをめぐる誤情報の発信元についても追跡。SNSなどで広がった「ワクチンを接種すると不妊なる」というデマに注目し、約20万件のツイッター投稿を徹底分析する。さらに、誤情報を食い止めたいと立ち上がった、ボランティアの医師たちで作るグループ「こびナビ」も取材。こうした取材VTRをもとに、専門家が議論。情報を見極めるための具体的な方法も紹介される。