乃木坂46×日本美術が融合した展覧会が開催! 齋藤飛鳥「優しい⽬で、じっくり楽しんで」 | RBB TODAY

乃木坂46×日本美術が融合した展覧会が開催! 齋藤飛鳥「優しい⽬で、じっくり楽しんで」

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乃木坂46×日本美術が融合した展覧会が開催! 齋藤飛鳥「優しい⽬で、じっくり楽しんで」
乃木坂46×日本美術が融合した展覧会が開催! 齋藤飛鳥「優しい⽬で、じっくり楽しんで」 全 29 枚
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 日本美術と乃木坂46が融合し、過去と現在を結ぶ展覧会「春夏秋冬/フォーシーズンズ 乃木坂46」が9月4日(土)から11月28日(日)まで、東京国立博物館 表慶館にて開催される。

 同展は、「古典×現代」をテーマに「春夏秋冬の花」が表現された7点の日本美術の古典と、現代のポップカルチャーを象徴する乃木坂46を重ね合わせて紹介する展覧会。

東京国立博物館 表慶館にて開催。


エントランス


 各美術作品に描かれた本質を現代的に解釈し、乃木坂46のメンバー一人一人を「花」に見立てて表現した大型映像インスタレーションを制作・展示。「日本美術に描かれた花、それはわたし。花は誰かの添えものではない」をキャッチコピーに、齋藤飛鳥、遠藤さくら、山本美月、生田絵梨花、賀喜遥香、梅澤美波ら9名のメンバーが日本美術の花々と共鳴する映像パフォーマンスが見どころとなっている。

 齋藤飛鳥は、八重桜や海棠の花の下で催される春の宴を描いた作品「花下遊楽図屏風/狩野長信筆」の展示ブースにて、映像パフォーマーを担当。スクリーンをレイヤー状に設置した大型インスタレーションの中で華麗に踊り、作品の宴の様子や屏風に秘められた遠近感と世界観を表現している。

映像作品を眺める齋藤飛鳥。 齋藤飛鳥(C)乃木坂 46LLC


齋藤飛鳥の映像インスタレーション。


 遠藤さくらは、『源氏物語』に登場する六条御息所が、光源氏に思いを寄せるあまり生霊となったさまをヒントにして描かれた作品「焔/上村松園筆」の映像インスタレーションに登場。六条御息所の生霊が乗り移ったかのようなパフォーマンスで、作品に宿る「妖しい美」を体現している。

会場にて作品を内覧する遠藤さくら。 遠藤さくら(C)乃木坂 46LLC


 左右で一対となる特徴を持つ屏風「秋草図屏風/俵屋宗雪筆」が展示されるブースでは、生田絵梨花が対となる2枚の巨大スクリーン映像に登場。映像内に生田は鮮やかな紫色のドレス姿で現れ、寝転んでいる姿勢から起き上がり、手を差し出し、倒れるという動作を繰り返し、絵が持っている「ループ構造」を表現している。

自身が登場する作品の前に佇む⽣⽥絵梨花 。 ⽣⽥絵梨花(C)乃木坂 46LLC


生田絵梨花の映像インスタレーション。


 開幕を記念し、会場の入り口付近に自身の作品が展示されている齋藤飛鳥は、「入ってすぐの展⽰室ということで、ワクワクしていました。私が参加させていただいた作品は展⽰の仕⽅がインパクトのあるものになっているので、この作品でお客さんの気持ちをグッと引き込む事ができたら嬉しいです。⾃分では、ここもうちょっとああできたなとか、じっくり⾒ると改善点を⾒ようとしてしまうのですが、皆さんには優しい⽬で、とにかく優しく、じっくり楽しんでいただけたらと思います」とメッセージを寄せた。

 賀喜遥香は、「古典と現代の融合と聞いたときは、古き良き日本の美術と乃⽊坂 46 がどうコラボするのかな︖と想像もつかなかったのですが、実際に展示会場に行ってみると、日本美術とそれをイメージした私たちの映像作品が、1つ1つ違ったかたちで展⽰されていて、でも同じ空間に溶け込んでいるような⾃然な感じがしました。私⾃⾝も勉強になったし、とても楽しかったです」とコメント。

 梅澤美波は、「過去に日本で暮らす人達が どんなもので楽しんで、どんな物に感動して、何に価値を感じていたのか、作品を通して詳しく知ることが出来る面⽩さと、その素晴らしい作品たちを現代のものとして表す、その難しさを乗り越えた先の作品達になっています。そんな日本国宝の⼀つ⼀つと現代の技術を全面に感じられる作品が対になっているので、見比べて⾃分の中で答え合わせしながら楽しんでもらいたいです!」と呼びかけた。

■<概要>
  展覧会名:「春夏秋冬/フォーシーズンズ 乃木坂46」
  会期:2021年9月4日(土)から11月28日(日)
  会場:東京国立博物館 表慶館
  ※本展は事前予約制。詳しくは展覧会公式サイトをご確認ください。
  ※記事中の画像に写っている「花下遊楽図屏風」は、右隻中央は現品では消失。複製は、ガラス乾板の画像から復元し合成した。

《小宮山あきの》

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