たけし、襲撃事件を語る!自虐連発「パトカーに加害者と被害者で乗ったのは俺だけ」 | RBB TODAY

たけし、襲撃事件を語る!自虐連発「パトカーに加害者と被害者で乗ったのは俺だけ」

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 ビートたけしが、11日放送の『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)で、先週の襲撃事件を語った。


 たけしは先週4日の同番組終わり、運転手が運転する車に乗ってTBSを出ようとした際、千葉県に住む40代の男に襲撃された。男は片手でも持つような小さな“つるはし”で車のフロントガラス、さらに後部座席のガラスを叩きつけたものの、運転手、たけしともにケガはなかった。この後、男は銃刀法違反容疑で現行犯逮捕。男は今年6月、同じTBS局内で弟子入りを志願したが断られていたという。

 これについてたけしは、「しゃべりたいこと満載だが、警視庁の方で、『いろいろ捜査に影響あるんで黙っててくれ』っていう……漫才師なのに何もしゃべれないという結構つらい立場で、暴力2回受けたみたいなもんです」と、行き場のない感情をぶつけた。

 その上で、当時の状況について「ガラス(の破片)がボンボン飛んできて、映画のワンシーンみたいな感じだった」と回顧。さらに「運転手さんがいるのに自分のことしか考えていなかった」「極限になると、やっぱり人間は自分を守ることが精いっぱい」とも明かした。

 車はたけしを乗せたまま、近くの派出所へ駆け込んだそうだが、「逃げ込もうと思ったらいないのよ、誰も」と不在だったようで、「(車は)コロンビア通りに上がっていって、赤坂署知っているから。違う件で捕まったことあるので」と笑わせた。

 さらに覆面パトカーに乗ったという、たけしは「これから(パトカーが)来るってときに『これ、乗るの2回目です』って言ったら(警察官も)笑ってたけどね。『加害者と被害者で乗ったのは俺だけ』って」と自虐。「あんまりしゃべるとまた怒られちゃう」と語った。

 同番組を担当してから「5~6人、弟子が増えた」という、たけし。ただ今はすでに全員いないという。また事件後、2日間ほどはトラウマに襲われたそう。現在撮影中の監督作では自らも出演しているとのことだが、自分で刃物を持った際、事件のことがフラッシュバックし、スタッフに「ちょっと待ってくれ」と言いそうになったという。

 安住紳一郎アナから「しばらくうちに泊まってください、今日から一緒に帰りましょう」と提案されると、たけしは「イヤだ、イヤだ、変なウワサ出たら」と笑いを誘っていた。

 たけしは1986年、自身のスキャンダル記事をめぐり、たけし軍団の弟子とともに写真週刊誌『フライデー』編集部を襲撃し、逮捕されたことがある。

《杉山実》

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