百音(清原果耶)は菅波(坂口健太郎)にその悩みを漏らす。菅波は患者の接し方において「すこし先の未来を具体的に説明する」大切さを百音に説明する。「例えば、食事がとれなくなってきているおじいちゃんのご家族には、このままだと2~3週間後には体力が落ちて起き上がることができなくなると伝えます」「これから先どうなるか全くわからないという状態よりも、何が起きるかわかっていたほうが人間は心が安定する。そしてちゃんと行動できるようになる、と僕は思う」。
危機感をどう伝えるか悩んでいたモネ。
— 連続テレビ小説「おかえりモネ」 (@asadora_nhk) September 14, 2021
「少し先の未来に起きるであろうことを、できるだけ具体的に、想像できるように説明しています」
「何が起きるかがわかっていたほうが人間は心が安定する。そしてちゃんと行動することができる、と僕は思う。」#おかえりモネ #朝ドラ#清原果耶 #坂口健太郎 pic.twitter.com/smudYvDxjQ
百音は、菅波の説明から、台風の強さを視覚的に伝える工夫を思いつく。雨や風の強さを体験するリポート映像を予報に盛り込むことにしたのだ。
気象庁は大雨特別警報を出すが、台風12号は大きな被害をもたらすことなく、雨のピークは収まりかけていた。16日放送の89回では、長野に住む高齢女性(大方斐紗子)から電話が入る。「うちの裏山の小川が、川になったら危ない。ふもとの番場川が暴れる」との内容だった。同じころ、ウエザーエキスパーツにいた朝岡(西島秀俊)も、長野の河川の異変に気付き始めていた。気象班チーム、朝岡、それぞれに、どう伝えたらよいか、一刻も早く行動する選択を迫られる。