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フジテレビでは2022年1月クールの月9ドラマとして、主演・菅田将暉『ミステリと言う勿れ』を放送する。このほど、同作に女優・伊藤沙莉の出演が決定した。
同ドラマの原作は、『月刊フラワーズ』(小学館)連載中の同名作。菅田演じる天然パーマがトレードマークの主人公が淡々と自身の見解を述べるだけで難事件や人の心の闇を解きほぐしていく、令和版・新感覚ミステリーで、伊藤は、登場する刑事の中で紅一点の新人刑事・風呂光聖子役を演じる。月9出演は、菅田と共演した『大切なことはすべて君が教えてくれた』(2011年1月~3月)以来11年ぶり。また、子供のころから女優として活躍している伊藤は、これまでOLや保育士などさまざまな役を演じて来たが、伊藤にとって今回が初めての刑事役となる。
もともとは強い信念を持って警察官になった風呂光だが、男社会の警察組織の中でいつまで経っても刑事として独り立ちできず、心が折れそうな日々を送っていた。一時は退職を考えていたが、とある事件をきっかけに整と出会い、その鋭い洞察力と観察力に強い感銘を受ける。そして整との出会いによって、警察官への自分の信念に改めて気づき、刑事として成長していく。
作中では、伊藤が“新人刑事”、菅田は“ひたすらしゃべり続ける大学生”という役どころ。伊藤演じる風呂光が、菅田演じる整に信頼を寄せ、共に事件を解決していくというストーリーだが、その中心となるのが会話劇。演技力に定評のある2人がどんな掛け合いを見せるのか、そこからどんな化学反応が起きるのかに注目だ。伊藤は「私は刑事という役を演じたことがなくて、刑事だけでなく職業に就いている役をずっと演じたいと思っていたので、まずそれがシンプルにうれしかったです」と喜び。
「風呂光はやる気はあるんですけど、最初は少しウジウジしたり、一歩踏み出せないところがあって“ハッキリしろよ!”と思われるみなさんもいらっしゃるんじゃないかな?でも、1話での整との出会いから、どんどん明るくなりますし、やりがい、生きがいも次々に見つけて行きます。あちこち必死に駆けずり回る風呂光はいじらしいというか、良い子だなと私は思うので、そんな姿を応援してください」と呼びかけている。