西島秀俊、行きつけだった食堂の想い出…親族からの手紙にショック | RBB TODAY

西島秀俊、行きつけだった食堂の想い出…親族からの手紙にショック

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西島秀俊【写真:竹内みちまろ】
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 西島秀俊が、10日放送の『行列のできる相談所SP』(日本テレビ系)に出演。初めて知る事実にショックを受けた。

 彼には15年ほど前、よく通う定食屋があったという。当時、すでに顔も名前も知られていた存在だった西島。どこの店に行っても店員や客から声をかけられていたが、この店だけ、一切それがなかったそう。

 だが、のちに、同じく店の常連客から「実は、お母さんが『西島秀俊さんという俳優さんがよく食べに来てくれるんだけど、話しかけたりしないでね』(と周りの客に呼びかけていた)」と教えられたという。

 以来、そんな女将さんを慕うように通い続けた西島だったが、ある日突然、店が閉店。連絡先も分からず、以来、一度も会えていないという彼のために、スタッフがその娘さんとコンタクトをとることに成功。今回、その娘さんからの手紙を市來玲奈が代読した。

 それによれば今から12年前、女将さんは体調を崩し閉店。西島をテレビで見ると嬉しそうにしていたが、闘病ののちに他界したという。さらには「(女将さんは)自分が知らない世界のことを西島から聞くのが楽しみだった」こと、また「一度でいいから西島さんと写真を撮りたいと言っていた」ことも分かった。

 そんなメッセージの最後には「母のことを覚えていてくれて、本当にありがとうございます。母も絶対に喜んでいると思います。お体にお気をつけてお過ごしください」と締めくくられていた。これに西島は、ぐっとあふれる感情をおさえながら聞き入り、「そうですか…」と、後悔の念をにじませた。そして、「お墓に一度ご挨拶に行きたい。本当にお世話になったから」と誓っていた。 

《杉山実》

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