若村から「思い出に残るデートは?」と尋ねられた加賀。「そりゃあ川端先生っていう人は…」と話し始めると、天海が「すごいよ、デートしたのは川端先生だからね。あり得ないでしょう」と感嘆。加賀は「単なる私のファンだから。要するに私を見ていたいというだけのこと。手を出すとかないわけだから。らんらんとした目でじっと私を見ているというだけのデートなの。不思議なデートよ」と語った。
加賀はさらに、「先生に『悪いけど私忙しくて、朝、撮影所行く前の時間、6時とかだったらご飯食べられるけど』と言うと、『6時にオークラでご飯食べましょう』と。そういうふうにしか会ったことないの」と話した上、「岸惠子さんがパリにいる時に川端さんが来て、『加賀まりこは僕のこと本当に大事に扱ってくれないから、すごくいいんだ』って言ってたって」というエピソードも明かした。
「ずっと見てるだけなんだって。ご飯を食べているのを」と言う天海に、加賀は「そうそう、それだけ。朝の光の中でね」と話していた。