松村北斗の爽やかな登場と英語に反響！気になる安子との関係……『カムカムエヴリバディ』

　ある夏の暑い日、安子（上白石萌音）が店番をしていると『たちばな』にふらりと学生服姿の雉真稔（松村北斗）が入ってくる。夏休みだろうか、帰省する実家への土産を買いに来たのだ。安子は、思わず自分の大好きなおはぎをすすめる。「うちの餡子は絶品なんです」「間違いありません」と言葉に力が入る安子に驚き、微笑む稔。

　別の日、おはぎの配達に出かけた安子。大きな家から出てきたのは、なんと店でおはぎを購入してくれた雉真稔だった。安子のすすめたおはぎが評判になり、大事な客に出すために注文したのだという。また、稔は幼馴染で野球好きの勇（村上虹郎）の兄であることもわかった。この時、突然通りがかりの外国人が英語で道をたずねて話しかける。「あ、あの…」と戸惑う安子の横で、流暢な英語で答える稔。「英語ですか？」「英語が話せるんですか？」「なんで？」と驚く安子に稔は、「明日の朝6時30分にラジオつけてみて」と告げる。

　翌朝ラジオから流れてきたのは英語講座。何を言っているのか安子にはわからなかったが、流れるような英語にうっとりと耳をけた。

　英語講座との出会いのほか、幼馴染の勇、その兄の稔との関係を予感させた今回。初登場の松村北斗に「これは好きになっちゃうやつ」「稔さんさわやかすぎ」「北斗さんは英語ペラペラでびっくりしました！」「こんな素敵な人に言われたらそりゃ早起きしてラジオもつける」「初めての出会い、これからも楽しみです」などの声も見られた。

　4日放送の第4話。安子は、稔から教わったラジオ英語講座を聴きはじめた。英語はさっぱり分からなかったが、稔のおかげで新しい世界に夢中になっていった。稔は、父・千吉（段田安則）が一代で築き上げた雉真繊維の跡取り。将来欧米との取り引きをするため、英語を学んでいたのだ。ある日、安子は稔に誘われて初めて喫茶店に行くことに。そこではマスター（世良公則）こだわりのジャズが流れていた。