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10日、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の第8話が放送。主題歌が開始12分過ぎから流れる異例の構成が話題を呼んでいる。さらにエンディング間際、稔(松村北斗)の“登場”にも反響が集まっている。
砂糖が配給制になり「たちばな」の菓子作りも打撃を受ける中、安子(上白石萌音)に砂糖会社の息子との見合い話が持ち上がる。突然の提案に戸惑う安子は翌朝、家を飛び出し、岡山から汽車に揺られて大阪にいる稔(松村)のもとへ……。
配達のついでに来たという安子に驚きながらも温かく迎え入れる稔。約束していた映画を見たり、食堂で食べたり、地元に流れる旭川に似ている大和川の夕焼けを眺めたり。ささやかなひとときを過ごし、夕方の汽車で岡山へ帰る安子。だがその車中、一人すすり泣く。
15歳で、家のために好きな人を諦めようと心に決めた安子の心情に視聴者の涙を誘った12分すぎ、ようやくAIの歌う『アルデバラン』が流れ始め、オープニングタイトルが。この絶妙なタイミングにはネットは「ここで主題歌流す!」「ここで主題歌はずるいよ~」と驚き。
さらに主題歌が終わった14分過ぎ、場面は安子を乗せた汽車が岡山に到着するシーン。すすり泣き続けていた安子の前に一人の男性が。「そねん小せえ鞄一つで配達もねえじゃろう。 何で泣いてるん?」。目を潤ませながら声をかけたのは、大阪で見送ったはずの稔だった。安子の様子が気になって同じ汽車に飛び乗ったのだ。
この演出にもネットでは「このタイトル明けに稔が再び現れるとは…参ったな… 」「稔さん、全てを見抜いてた」「キュンを通り越して、キューンと胸が苦しい」と、こちらも視聴者の涙を誘っていた。
明日放送の第9話。夜遅くに帰宅する安子。隣には稔の姿が。橘家の状況や縁談の話、そして安子の本当の気持ちを知った稔は、橘家の人々に安子との交際の許しをもらいに強い決意を固めてやってきたのだ。ところが……。
稔さん…追ってきてくれていたなんて…
— 朝ドラ「カムカムエヴリバディ」#カムカム (@asadora_bk_nhk) November 9, 2021
安子ちゃんの様子、気になっていたんですね。
「何で泣いてるん?」
その言葉が、とってもやさしいです。。#松村北斗 #カムカムエヴリバディ #カムカム pic.twitter.com/5hcbOzcggh