【PICK UP】
伊藤沙莉が、12日放送の『ミュージックステーション2時間SP』(テレビ朝日系)に出演。音楽番組初歌唱を果たした。
これまで女優として、様々な作品で歌声を披露してきた伊藤。そんな彼女のハスキーボイスに注目したのが、いきものがかり・水野良樹。今回、新たに立ち上げたプロジェクト「HIROBA」のボーカルに伊藤を抜擢した。
この日、タモリから「レコーディング、大変だった?」と聞かれると、彼女は「すごく楽しかった」と答えた。また水野のディレクションについて「どちらかというと、普段、お芝居で受けている演出に近かった」と述べた。
この後、水野のピアノ伴奏で、新曲『光る野原』を披露した伊藤。決してハスキーボイスだけに頼らない確かな歌唱力と、これまで培ってきた表現力で視聴者を魅了した。SNS上では「歌も上手いなんて!」「何だか涙が出てきた。心に滲みた」「色気を感じる」「衝撃的すぎてまだ呆然としている。びっくりした。異世界に連れて行かれた」など絶賛の声が相次いだ。
そんな伊藤だが、『Mステ』自体の初登場は18年前。9歳の時、島谷ひとみのバックダンサーとして出ていたという。当時の映像を見返した彼女は「すごい鮮明に覚えています」と笑顔。さらに裏話として、「木村拓哉さんが、子どもたちがいるステージ裏に1人だけ座りに来た」と回顧。「『緊張してる?』とかすごい話しかけてくださってた。(その頃は私も)子どもだったので『緊張してないの?』と聞いたら『俺、ちょっと(緊張)してるかも』とか、すごい優しかったのを覚えています」と懐かしそうに振り返っていた。