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笑福亭鶴瓶が、12日放送の『A-Studio+』(TBS系)で、ウエンツ瑛士の知られざる才能を評価した。
2018年10月から翌20年3月まで1年半、語学・舞台を学ぶため、イギリスに留学していたウエンツ。ここで鶴瓶は、彼へのパブリックイメージとして「俺らも含めて普通のテレビタレントやと思てるやんか」としつつ、「その前からやってるのに、急に『ミュージカルいきたい』と言ったことになってる」と解説。
ウエンツも「それに関しては世間だけじゃなくて、うちの事務所も言ってました。『芝居したい』と言ったら『えーっ!』と驚かれた」と回顧。「それぐらいの思いがあったということは、会社も知らなかった」と明かした。
また彼はテレビで「お芝居好きなんでしょ?」と聞かれた際、「『好きです』と言うと話が展開しなさそうだなと思ったら、『いやいや興味ありませんよ』と自分の意見を変えて、その場の展開が一番いいようなワードを選んできた」と振り返り、それが誤解につながってしまったと告げた。
これに鶴瓶は、「(“好き”なことは)やっぱり言っていかないと」とウエンツに求めつつ、彼が帰国後に出演したミュージカル『わたしの耳』も観劇したと告白。「もっと人に知ってもらいたいぐらいの出来やったよ」と称賛すると、ウエンツも「えっ、嬉しい!」と喜んだ。
ミュージカルに傾倒した背景としてウエンツは、小池徹平とのユニット「Wat」の解散を挙げ、「歌は好きだったから、歌う場所が欲しかった」と告白。2014年、28歳の時に初めてのミュージカル『天才執事ジーヴス』に出た際、「何一つできないんだなということを気づかされた。むしろ28が一番落ち込んでいた」と話していた。