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木丸みさき氏のコミックエッセイ『失恋めし』(KADOKAWA)のドラマ化が決定。読売テレビ制作により来年1月14日からAmazonプライム・ビデオで独占配信され、同年7月には読売テレビで地上波放送を予定している。
同作の主人公は、地元紙で失恋の思い出と、それにまつわる“めし”の話を集めて描く『失恋めし』というエッセイ漫画を連載中のイラストレーター・キミマルミキ。各話ごとに登場する失恋した人には、忘れられない思い出の味がそれぞれにあり、その味をミキと共に味わいながら失恋エピソードを話しはじめる。するといつしか傷ついた心が癒され前向きな気持ちに……。主人公のミキを広瀬アリスが演じ、ミキがほんのり恋心を抱く近所の花屋の青年を井之脇海、地元紙の出版社・STO企画(佐藤さんという苗字の社員ばかりが集う)の面々には、村杉蝉之介、臼田あさ美、安藤ニコが決定。そして監督は『勝手にふるえてろ』(2017年公開)『私をくいとめて』(2020年公開)などの映画を手掛ける大九明子が担当する。
ドラマはすべて実在する飲食店で撮影。各話ごとにそのお店の人気メニューが続々登場する。広瀬は「私が失恋したら、美味しいごはんをいっぱい食べよう!」とコメントするなど、同作のおいしいごはんから癒しと元気をもらえる効果は抜群。さらに、大九監督は、「これを観てどうぞゆるりとお眠りくださいと言いたいところですが睡眠欲に食欲が勝ってしまうかもしれません」とコメントにあるように、ほっこりとした気持ちで観られるゆるさと、おなかがすいて眠れなくなりそうな刺激が共存する“飯テロ”ドラマであることをアピールした。