杉村太蔵、議員文通費を「ブラックボックス」と指摘 「移動自粛時に交通費かかったのか?」 | RBB TODAY

杉村太蔵、議員文通費を「ブラックボックス」と指摘 「移動自粛時に交通費かかったのか?」

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杉村太蔵【撮影:編集部】
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 評論家でタレントの杉村太蔵が21日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に出演し、国会議員の文書通信交通滞在費(文通費)を巡る問題について解説した。

 番組では、10月31日投開票が行われた衆院選で当選した新人議員が、毎月支給される100万円の文通費を在職1日間にもかかわらず1ヵ月分満額支給されたことや、文通費には領収証も不要で使途について報告義務もないことが取り上げられた。

 杉村は、文通費の問題を国会議員に当選した15年前に初めて指摘したと紹介されると、「議員特権には一番詳しい一般市民だと思う」と胸を張った。ただ、「あのときは問題と思わないで、ラッキーと思ってしまった」と反省も。

 また、実際の通信費や交通費、滞在費について「こんなにかからないじゃないかというケースもある。ブラックボックスと私自身も思う」と述べ、特にコロナ禍に伴う緊急事態宣言中は不急不要の都道府県境を越える移動の自粛が求められていたことから「国会議員は東京にいなきゃいけなかった。その間に交通滞在費かかったのか。多くの国会議員は今年(文通費が)余ってるんじゃないか」と疑問を呈した。

 さらに、文通費が歳費と一緒に振り込まれることで「第2の給料と勘違いするやつも出てくる」とも指摘。「経験者として、領収証がないのはまずいのではないかと思う」と述べた上、一律で領収証不要の文通費支給に代えて「経費精算用のクレジットカードを配給しては。そうすれば履歴も残るし」と提言した。

《角谷》

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