芦田愛菜&宮本信子が58歳差の親友役!“BL”が繋ぐ女の友情描いた映画『メタモルフォーゼの縁側』 | RBB TODAY

芦田愛菜&宮本信子が58歳差の親友役!“BL”が繋ぐ女の友情描いた映画『メタモルフォーゼの縁側』

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(C)2022「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会
(C)2022「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会 全 2 枚
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 鶴谷香央理の同盟漫画を実写化した映画『メタモルフォーゼの縁側』のメインキャストが発表。芦田愛菜と宮本信子が、なんと、年の差58歳の親友役を演じる。

 2017年に連載が始まって以降、「このマンガがすごい!」「文化庁メディア芸術祭 マンガ部門」など数々の漫画賞を受賞した漫画「メタモルフォーゼの縁側」。主人公は、17歳の人付き合いが苦手な女子高生・佐山うらら。ひとりこっそりとBL(ボーイズラブ)漫画を読むことが毎日の楽しみ。もうひとりの主人公・市野井雪は、夫に先立たれ孤独に暮らす75歳のおばあちゃん。キレイな表紙に惹かれてジャケ買いした漫画がBLだったことをきっかけにすっかりその魅力にとりつかれる。友達も彼氏もいないBLだけが心の支えのうらら。ひとりぼっちで過ぎ去る時間に寂しさを感じる雪。そんなふたりがBLをきっかけに出会う。年齢も立場も肩書きも全く違うけれど、一緒に漫画を読んで、一緒に笑って、一緒に泣いて、時には激論を交わし、BLが育む年の差58歳の女の友情が描かれる。

 うららを演じるのは芦田愛菜。雪を演じるのは宮本信子。2人の共演は芦田愛菜が第54回ブルーリボン賞 新人賞を史上最年少で受賞し、宮本信子が日本アカデミー賞 優秀助演女優賞と報知映画賞 助演女優賞を受賞した『阪急電車~片道15分の奇跡~』(2011年)以来10年ぶり2度目。脚本を担当したのは、連続テレビ小説『ひよっこ』(2017年/NHK)、『ちゅらさん』(2001年/NHK)、『阪急電車~片道15分の奇跡~』、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(2017年)など名作ドラマを数多く手掛けてきた岡田惠和。これを、狩山俊輔監督が美しく映像に落とし込んでおり、撮影はすでに終了。公開は来年の初夏が予定されている。

 芦田は「オファーを頂いたときに原作を読ませていただきました。読めば読むほどあったかくて元気になるような、愛おしくて抱きしめたくなるような作品だと思いました。宮本さんとは10年前は孫役として共演させていただき、今回はお友達役として再びご一緒できてとても嬉しかったです。宮本さんはご自身が納得いくまで台詞を合わせたり、現場を動かれている姿が印象的で、一緒にお芝居をさせていただくと私自身も頭で考えるのではなく自然に体が動いていき、うららの気持ちをスッと引き出していただいたような気がします」とコメントしている。

 宮本は「最初にお話しを頂いたとき、まず『“BL”とは何のことですか?』と質問させて頂きました。原作を読ませていただき、鶴谷さんの絵があたたかくて、やさしくて、素敵でした!隅々までいいんですもの。雪さんも魅力的な人物なので、岡田さんが書かれた台詞と共に、少しでも雪さんに近づけたらと思いました。お相手の愛菜さんとは10年前、おばあさんと孫として共演しました。あの頃は私の手の中に小さな手がスッポリ入ったんです。今回の共演は嬉しく楽しみにしておりました」と語っている。

《KT》

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