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30日、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の第22話が放送。安子(上白石萌音)の不遇の日々が描かれた。
勇(村上虹郎)からの援助を受け、るいと2人きり大阪へと向かう安子。訪ねたのは稔(松村北斗)のかつての下宿先。大家の計らいで、安全に暮らせる部屋を手に入れた安子は、小豆も砂糖も高価のため、さつまいもで作ったアメで生計を立てようとしていた。
娘をおんぶし、夜なべして作った芋アメだが、簡単には売れない。さらに、お金を払ってもらえずに逃げられそうになったり、地元のヤクザに絡まれたり。人がせわしなく行きかう雑踏に、芋アメが無残にも散らばる。
そんな中、ある家のラジオから、幼い頃聴いた童謡『証城寺の狸囃子』が。耳慣れたそのメロディーに乗せられた歌詞は英語だった。
同日の『あさイチ』“朝ドラ受け”では、博多大吉が安子の身を案じ、「いないかね、助けてくれるいい人は。いない? その辺に」と同情。鈴木奈穂子アナが「誰もいない……」とつぶやき、華丸が「道中出てくるでしょう」とフォロー。
すると大吉は、「インスタントラーメンを作る萬平さんとか。福ちゃんが出てくるとか」と、同じく大阪が舞台で、インスタントラーメンの開発に心血を注いだ夫婦を描いた朝ドラ『まんぷく』の萬平(長谷川博己)・福子(安藤サクラ)の名を挙げた。だが華丸は「そんなコラボはないです」と苦笑いしていた。
明日12月1日放送の第23回。安子は住宅街の民家から漏れ聞こえる英語の歌に出会う。それは平川唯一という講師の『英語会話』第一回放送だった。それ以来、毎日仕事終わりに民家の軒先に立ち寄り『英語会話』に夢中になって聴いていた安子。しかしある日、空き巣に疑われてしまい……。