前澤友作氏が宇宙出発前日に会見…まずやることは「トイレに行くと思う」
IT・デジタル
その他
注目記事

民間の日本⼈として初めて、ISS(国際宇宙ステーション ※地上から約400km上空に建設された巨大な有⼈実験施設)に渡航・滞在する前澤氏。バイコヌール(カザフスタン)から、報道陣の取材に応じた。
前澤氏は、8⽇にバイコヌール宇宙基地から打ち上げられる、ソユーズ宇宙船 「MS-20」に搭乗したのち、ISSに約12⽇間滞在する予定。前澤氏のほかにも、操縦⼠のアレクサンダー・ミシュルキン宇宙⾶⾏⼠(ロシア)と、前澤氏の関連会社役員で、宇宙⾶⾏の全容を撮影する平野陽三氏らが搭乗する予定だという。
今回の企画立ち上げは、前澤氏が2023年にSpaceX社と計画している⺠間⼈初の⽉周回宇宙プロジェクト「dearMoon」が発端。前澤氏⾃⾝が⼀⾜先に宇宙に訪れることで、同乗するクルーの期待や安⼼感をより⼀層⾼めたいということから発足されたという。
現在の胸中を問われた前澤氏は「本当にドキドキワクワクしておりまして。遠足を控える小学生になったような気持ちです」とコメント。「“宇宙から地球を見たい”とか、“無重力でプカプカ浮いてみたい”とか、そんな気持ちもあるんですけど、ユニークな期待としては、自分がこの体験を通して、どのように変われるかを期待しています」と述べた。
ISSに滞在する期間、どんなことをするのか訊ねられた際には「100個やることを決めています」と前澤氏。中でも一番最初にすることとしては「おそらくトイレに行くと思います(笑)。ロケットに乗ってからトイレに着くまで、けっこう長い時間ありますので……まずはトイレにかけこむんじゃないかな」と笑わせた。
前澤氏自身の中にはアツい想いがあるようで「“夢を追って頑張っていれば、いつか夢はかなうんだよ”って伝えられるといいなと思っています」と吐露。「人類にとって宇宙は未知の世界。そんな未知の世界へ、僕みたいな一般の人間でも出ていけるという“夢や希望”を皆さんに見ていただけるんじゃないか」と語っていた。
特集
この記事の写真
/