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藤原竜也が、26日放送の『Mr.サンデー』（フジテレビ系）に出演。今年4月に亡くなった田村正和さんを偲んだ。
2006年1月に放送された『古畑任三郎』シリーズ完結編で、田村さんと初めて共演した藤原。撮影時の田村さんについて彼は、「あの膨大な古畑のセリフを、（本番の）前日、前々日のリハーサルの時点からほぼ全て肉体化して自分で喋れるようにしていた」と明かした。
そんな田村さんの姿を見て彼は、「スター、大御所なんだけど、やはり大変な準備、努力をして（撮影に）入っていた」と感嘆したという。さらに「強烈に覚えているのは」と切り出すと、田村さんから言われた言葉について告白。
その言葉が、「藤原くんはいいねぇ。演劇で育ってきて。僕は若い時からテレビと映画に出ていた。だから今、舞台をやりたくても、やらずに来てしまったから、僕はうらやましく思うよ」というものだったという。
テレビの世界で生きてきた田村さんの舞台への意外な渇望と、役者としての葛藤を耳にした藤原。「（僕は）当時、舞台って苦しいものと思っていたんですけど、田村さんもしっかりと見てくれてんだ、言葉をかけてくれるんだと思って嬉しかった」と感謝していた。
