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堺正章が、28日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演。タモリのデビュー前秘話を明かした。
その昔、ある人間から「面白いキャラクターがいるから、ちょっと見てくれないか?」と頼まれたそう。その“面白いキャラ”が、まだ福岡から上京したてのタモリ。当時の彼が得意としていたのは、雀卓を囲む4ヵ国の外国人を1人で演じる「四ヵ国語麻雀」やイグアナの形態模写など、いわゆる密室芸。
これを見た堺は「森田くん、もうやめて九州帰れよ」と帰郷を勧めたそう。「ダメですかね?」と尋ねるタモリに、「テレビじゃ向かないな、こういう芸」と宣告。彼は意気消沈していたが、その後芸能界デビューし、今に至る。
ここまでを振り返った堺は「ああいう芸を僕も認めればいいのに認められなかった」と反省し、「だから、ある意味嫉妬してた」と回顧。さらに「こんなヤツをこの業界へ入れちゃダメだと、つぶしにかけたんだね」と笑い、最後に「今は本当に人を褒めるようになった」と成長したと話していた。