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佐藤二朗が、16日放送の『日曜日の初耳学』(TBS系)に出演。自身がかつて投稿したTwitterの内容を反省した。
佐藤は昨年6月、自身のTwitter上で「以前、テレビである俳優さんを紹介するのに『演技派俳優』とのテロップ。正直ここまできたかと思った」と憤慨し、「演技のプロが俳優なんだよ」と見解を示した。さらに自身の携わってきた作品を挙げながら、「どうか全部観てください。『演技派俳優』という表現が、いかに俳優をバカにした表現が痛切に分かるはずです」と呼びかけていた。
この日、番組MCの林修から「演技派というと怒られちゃう」と軽くイジられると、佐藤は「いきなりですか」と多少動揺を見せつつも、「本当に切らないで(カットしないで)ほしいんだけど、僕、心から後悔しているんです。あのツイートをしたのを」と述べた。さらには「本当に声を大にして言いたい。ごめんなさい」とカメラ目線で陳謝。「本当に反省しているし、あんなこと、つぶやくべきではなかった」と訴えた。
また佐藤は、“演技派俳優”という名称がマスコミで広く使われている背景として、「こんなこと言っちゃうとあれだけど、演技ができていないのに配役されている人がいるという前提の話のような気がした」と私見を述べ、「だからそれは肩書きをつける側(テレビ)ではなく、こちら側(役者)の問題」と主張。「あんなことツイートする前に僕は、きれい事じゃなくて芝居を切磋琢磨するべきだと思ったし、反省したし、妻にも怒られた」と回顧。
林が「あの二朗さんのツイートは筋が通っていると思った」と指摘するも、佐藤は「プロならプロに敬意を払わなきゃいけないと、そういうのもあってあの表現はないんじゃないかと思ったんだけど、何度も言います。全然使ってください、皆さん。これからテレビ業界の方々も好きに使ってください」と繰り返し強調。最後に「“演技派俳優”って言われたら『はーい!』と言います」と宣言していた。