政府と東京都でまたコロナ対策にズレ…薬丸裕英あきれ顔「こういう発表が一番困る」 | RBB TODAY

政府と東京都でまたコロナ対策にズレ…薬丸裕英あきれ顔「こういう発表が一番困る」

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 薬丸裕英が、20日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)に出演。政府と東京都のコロナ対策のズレに疑問を呈した。

 昨日、小池百合子都知事は「オミクロン株の感染経路として家庭内と並んで、会食の機会が多いという点などが指摘されてきました。今一度、原点に立ち返ってまいりましょう」と、不要不急の外出自粛を呼びかけた。また「まん延防止等重点措置」が明日21日から2月13日まで都内に適用され、約4ヵ月ぶりに飲食店の時短営業などの“行動制限”が要請される。

 一方、政府分科会の尾身茂会長は同じく昨日、飲食店での食事について「人流抑制ではなく人数制限」を1つのキーワードにしたうえで、「4人ぐらいで静かに飲食。しゃべる時はマスクをする。こういった形だったら店を閉める必要はない。リスクが高いところに集中して気を付ければよくて、ステイホームする必要はない」と発言した。

 またしても浮き彫りになった都と国のコロナ対応のズレ。薬丸は「我々国民、都民はどちらの意見を聞けばいいんだ?」と疑問を呈しながら、「我々は都民だから小池さんの意見を聞かなければいけないということになってくる」と言及。続けて、「尾身さんは別に政治家さんじゃないわけじゃないですか。ということは東京都の長は小池さんだから、どちらかを選択するのであれば小池さんの言うことを聞かなきゃいけない」と述べた。

 だがその一方で彼は、「(我々に求められているのは都知事が言うような)行動制限じゃないと思うんですよ。行動変容だと思うので、尾身さんの意見を僕は受け入れて行動したい」と、都民ではあるが個人的には尾身会長の意見を尊重したいと述べた。

 だが、「これでまた感染拡大したら、あなたたちが行動変容を変えなかったからみたいな、また国民に全て投げかけられちゃうような気がする」と憂慮。「こういう発表の仕方が一番困るなというのが僕の本音です」と嘆いていた。

《杉山実》

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