高校時代に撮影したドキュメンタリーが人気を集めたことで、10年ぶりに共にカメラの前に立つことになった、元恋人同士のクク・ヨンス（キム・ダミ）とチェ・ウン（チェ・ウシク）。劇中では、若い青春時代のドキュメンタリー映像をふり返りながら、再会後も素直になれない2人の苦悩や切ない恋心が、丁寧に描かれていく。
SNS上では、「チェ・ウシク&キム・ダミのコンビネーションの良さが際立つドラマ！」「主演2人の演技に、きゅんが止まらない」といった声のほか、「脚本も演出も天才すぎる。細かい演出が良くて何度もリピしちゃう」「苦労人が多くて、泣きすぎて目が腫れた」など、さまざまな視点で同作を楽しむ視聴者のコメントが、あがっている。
“学年トップ”のヨンスと“学年ビリ”のウンが再会
※以降、一部ネタバレあり
学生時代は、“学年トップ”のヨンスと“学年ビリ”のウンという関係性だったヨンスとウンだが、10年後にヨンスと再会したウンは、「コオ」という名義で活躍する新進気鋭の画家に成長。ヨンスが務める会社が「コオ」にイベントの出演依頼をするという、思わぬ形で再会がスタートする。
ドキュメンタリーの撮影で顔を合わせる日が続いても、かつてヨンスにフラれた深い傷を抱えるウンと、人に弱みを見せられないヨンスの敵意をむき出しにした“口防戦”は続いていく。
そんな中、ウンは人気芸能人のNJ（ノ・ジョンウィ）から好意を持たれ、NJとコオの密会熱愛報道がパパラッチされる展開となる。一方、ウンの幼なじみのキム・ジウン(キム・ソンチョル)が、長年ヨンスに思いを寄せていたことも判明。ヨンスとウンが、血迷って「今後は友達になろう」と決意したこともあり、NJとジウンの片思いを交えた、四角関係の恋模様に発展する。
素直になれないヨンス&ウンの関係性に急展開！
10日に配信された第11話では、そんなヨンスとウンの関係が、急展開を迎える。NJとの熱愛が噂されるウンにやきもきしたヨンスは、自分がウンに片思いをしていることを確信。意を決して、「ウンと友達になることは私には無理」とウンに伝えると、ウンは「僕は君に愛されたい。二度と離さずに、僕を愛してほしい」と、積年の思いを逆告白。そして、ウンもこれを受け入れる。
また、不眠症に悩まされているウンは、現在の両親が実の親ではなく、幼少期に実父に置き去りにされた過去があることをヨンスに打ち明け、何度も、その場面の夢を見てしまうことを明かす。これを聞いたヨンスは涙を流しながら、優しくウンを慰める。
11日配信の第12話では、ヨンスが再び交際することになったウンに「これからよろしくね」と手をふったり、「週末に会う?」とデートに誘うなど、可愛らしい一面も披露。そんなヨンスにウンは「可愛い」とメロメロの様子で、週末を待たずに会いに行き、キスを重ねる。
一方、失恋組みのNJとジウンは飲みに出かける。酔いつぶれるNJに、ジウンは「片思いは、すごく辛くても慣れます」と経験談をアドバイス。二人は「片思いの終わり」について、思いを巡らせる。
最新話では、紆余曲折を経て“ラブラブモード全開”となったヨンスとウン。冷徹といわれたヨンスは、ちょっぴり思いやるのある大人に、トラウマという殻に頑なに閉じこもってきたウンも雪解け間近となり、何ら問題ないように思えるが、残すところあと4話。NJやジウンを巻き込んで一波乱があるのか。今後がどう描かれるのかが楽しみだ。
（C）Netflixシリーズ『その年、私たちは』独占配信中
