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連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』第61話が27日放送され、“ベリー”こと一子(市川実日子)の行動に反響が寄せられている。
るい(深津絵里)と錠一郎(オダギリジョー)の回転焼き屋「大月」がついにオープンした。だが、近所の酒屋・森岡(おいでやす小田)からは「ここらのもんは食べたがらへんで」と言われてしまうなど、開店初日はほとんど売れなかった。
一子からも「回転焼き屋するて言うてた時は愉快な冗談や思てたけど。ホンマにやって、どないすんねん」と呆れられる。るいが「今、新しいの焼きますからよかったら一つ食べてください」と申し出るも、「いらん。私は日頃からお茶席で、ええ和菓子食べてんねん」と突っぱねられる。
だが、るいと錠一郎が店を留守にしている間、回転焼きを売っていたのは一子だった。店の前には買い求めに来た客で長蛇の列。客の1人は「野田さんとこの一子ちゃんがおいしい言うんやったら、間違いあらへんわ」と褒める。一子は、るいに「認めたるわ。どないな老舗のお茶菓子より一番おいしかった」とお墨付きを与えながら、「早う焼いて」と急かすのだった。
一子の助力で人気店となった「大月」。だがそれに対して恩着せがましく言うことなく売り子に徹し、「早う焼いて」とだけ言う彼女の心意気にネットは感動。「マジかっこいい」「一子さん惚れる~」「ますますファンになっちゃう」「誰よりも幸せになって欲しいと願ってしまう」といった声が寄せられた。
28日放送の第62回。「大月」の売上も徐々に上がっていく中、るいには悩みがあった。トランペットを吹く以外は何もできない錠一郎でもできる仕事はないかと考えていたのだ。運良く自転車を手に入れたものの錠一郎は乗れず、近所の子供たちと練習する毎日。そんなある日、るいが倒れたと知らせが入り……。