同作では、日々のダンスによって作り上げられた美しい肉体とともに、還暦にちなんだ“赤いふんどし”だけを着用したカットも披露。海岸では愛車と、ハウススタジオでは愛犬との撮影も行った。
昨年2月に還暦を迎えた田原は、会見のステージに登場すると、歌を口ずさみながら、小刻みにステップを踏んでダンスを披露。次々とポーズをキメ、永遠のスター“トシちゃん”の姿を見せつけた。
還暦を迎えたことについては、「まさか自分が、こんな年齢になるまで、“THE・アイドル”を継続してやっているとは、あの頃は想像もできなかったのですが」としながらも、「こうして今も、現役バリバリで、コンサートも、ディナーショウも、ファンのみなさんとの色んな交流もできています」、「『人生100年』と言われる時代に突入して、60なんて、まだまだあぐらをかくわけにはいかなくて」などと心境を言葉に。また、「還暦」と言われても実感はわかないそうだが、「ひとつの通過点として、この『DOCUMENTARY』という写真集で、現在の田原俊彦の等身大の姿をみなさんが記憶に残してくれたら嬉しいなと思っています」と目を輝かせた。
ふんどしカットについては、「同世代の昭和の連中が60歳の僕を見て、『ああ、トシちゃん、まだやるな!』って励みにして頂けたらいいな、なんて思ったりしてます」とコメント。撮影自体は、和気あいあいとした雰囲気の中で行われたそうだが、女性のスタイリストにふんどしを締めてもらったそうで、「ちょっと、恥ずかしかったですね」と恥じらいを浮かべ、「ここ、笑うところですよ!」と会場を盛り上げるひと幕もあった。
デビュー43年目となる2022年の活動については、6月に78枚目のシングルをリリースし、7月からは全国20ヵ所を回るツアーも予定しているそう。「攻めます! 田原俊彦!」と声を弾ませた。