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NON STYLE石田明が、29日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)で、舞台の出演が漫才に好影響を与えていることを明かした。
最近は舞台の世界でも活躍している石田。脚本や演出、さらには俳優としても高い評価を受けている。これまでの舞台の出演本数は26本とのことだが、そのうちの4本が、2010年に他界した演出家・つかこうへいさんの作品。そんなつかさん作品に出演して印象に残ってるものとして『飛龍伝2020』を挙げた石田。もともと『飛龍伝』は、つかさんの傑作の一つとしてファンに愛されてきたものだが、没後10年に『飛龍伝2020』として上演された。
これについて石田は「死に物狂いで生きた2ヵ月だったなという気がしている」と振り返った。つかさん自身は亡くなられているため、「これが合ってるのかどうかも分からない」としながら、「より真剣に打ち込んでる」と話した。
同作は約2時間の作品だが、その約半分が石田のセリフ。彼は「これを経験したことによって、言葉の使い方も上手くなった」と感謝。さらに「つかこうへいさんの節があって、なんであんなにツラツラ喋っても聞き取れるのかというと、名詞の最初をたてるなど聞きやすいようになっている」と解説。
加藤浩次は「そういうセリフ回しにしっかりなってるってことね」、島崎和歌子も「考えられてるんだね」と感心。石田は「今まで漫才で手を抜いていたところが全部ここで使えた」と、漫才のセリフ回しの見直しが出来たと話していた。