【PICK UP】
連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』第64話が2月1日に放送され、改めて錠一郎(オダギリジョー)に話題が集まっている。
今までやらずにいた夏休みの宿題に追われる、ひなた(新津ちせ)。すると錠一郎が「お父ちゃんが手伝うたる」と言い出す。ひなたは「ホンマ?」と喜ぶも、るい(深津絵里)は「ジョーさん」とたしなめる。
だがこの後ひなたは、錠一郎が代わりに描いた絵日記に仰天する。文章は「今日はお父ちゃんとお母ちゃんと一緒にすいかを食べました」というものなのだが、絵はピカソを彷彿とさせる独特なタッチのイラスト。ひなたは「お父ちゃん!何してんの!」と驚く。
ひなたは「お父ちゃんは算数のドリルやって!」と任せようとするも、錠一郎は「お父ちゃん、算数は苦手や」とポツリ。「苦手いうたかて小4の算数やで?」と尋ねるひなたに、「小数はもう…特に苦手や。割り算とかだともうお手上げや」と解くことが出来ず、逆にひなたから教えられる始末。
また、錠一郎が店番をしていると、森岡(おいでやす小田)が驚き、「わっ!ご主人かいな。……出直そ」と、そそくさと立ち去る。結局、錠一郎が店番をしている間に、客は10人ほど帰っていってしまったという。
ひなたはこの後、宿題を学校の友達に手伝ってもらうことに。それを知った錠一郎は「友達に恵まれてるんやな、ひなたは。それがどれだけ幸せなことか、僕らはよう知ってる。ひなたにとって、それより大事な夏休みの宿題はないよ」と語る。さらに錠一郎は「ひなたは10歳や。僕は10歳のお父さん。るいは10歳のお母さん。一緒に大きくなってったらいいねん」と名言も飛び出す。これに、るいはハッとしてうなづく。
ネットではこの言葉に「ちょっと刺さりました。親は大人でも子育ては新米。謙虚さ、子供目線、共に学び、共に進む。目から鱗です」「優しい言葉。いいところは持って行く」といった反響が。また絵日記にも「シュール絵な絵日記…大月錠一郎の才能爆発」「アート方面に才能が全振りしているタイプか…」といった声が寄せられた。一方で「どうにか再びトランペットを持ってジャズクラブのステージに立ってほしい」「心配になるお父さんだよな るいちゃんが幸せなら良いのだけど…」という意見も見られた。
2日放送の第65回。時代劇が大好きなひなたの元にビッグニュースが飛び込んできた。条映という映画会社がひなたの家からほど近い太秦に映画村というテーマパークをオープンさせたというのだ。大好きな時代劇を撮影している現場を見られるということに興奮したひなたは、錠一郎と一緒にさっそく出かけていく。一方、るいには心配事があって……。